衝撃的な物語と独特の映像美で、新作を発表するごとに論議を巻き起こすフランスの鬼才ギャスパー・ノエ。問題作『アレックス』に続き、昨年のカンヌ国際映画祭を沸かせた最新作で、“TOKYO”を舞台にした『エンター・ザ・ボイド』の予告編がどこよりも早くシネマカフェに到着した。物語の着想の元となったのは“輪廻転生”の思想。あてどなく日本を訪れ、魔都“TOKYO”でドラッグのディーラーとして暮らす主人公・オスカーは、最愛の妹・リンダをこの街へ呼び寄せる。ほどなく彼女はナイトクラブでストリッパーをするようになるが、そんなある日、オスカーは警察の取締りを受け、銃で撃たれてしまう。意識が薄れ、彼の魂は陶酔に包まれて肉体から離脱するが、愛する妹を思う気持ちから魂は死を受け入れず、妹を追って夜のTOKYOを彷徨する——。『アバター』のSFXを担当したクリエイター、ピエール・ブファン率いるビジュアル・エフェクトチーム「BUF」が創造した映像の中で描かれるセックスとドラッグと死、そして輪廻転生。刺激的な映像世界をさらに際立たせるべく、音楽にはダフト・パンクのトーマ・バンガルテルが参戦!さまよえる魂が向かう先は? 今回も論議を呼ぶこと必至。ギャスパー・ノエが作り出したTOKYOに注目せよ! 『エンター・ザ・ボイド』は5月15日(土)よりシネマスクエアとうきゅうほか全国にて公開。※こちらの予告編はMOVIE GALLERYにてご覧いただけます。MOVIE GALLERYhttp://www.cinemacafe.net/moviegallery