今回、本作の日本語版のイメージソングに決まったのは、1月に発売された通算46枚目のシングル「Can We Go Back」。本作の原作小説はいまから10年前にイギリスで誕生し、徐々にファンを拡大し、ファンタジー界の新たな金字塔として今回満を持して映画化されたが、倖田さんのデビューも同じく10年前。KODA名義で全米「Billboard」ホットダンスミュージック・マキシシングルセールスチャート初登場20位、最高位18位でアーティスト活動をスタートさせた。共に10周年というメモリアルイヤーを迎える絶好のタイミングで、日本、そして世界にファンを持つという共通点もあって、今回のタイアップが実現。“春一番の刺激”を伝えたいという思いから、よりパワフルになった倖田さんの渾身のロック・ナンバー「Can We Go Back」が選ばれた。
倖田さんは今回の決定について「『Can We Go Back』には、大人になって転ぶことが怖くて、全力で走れなくなってしまったときに、子供の頃の気持ちを思い出して前を向いて全力で走ろう、というメッセージを込めてます。臆病にならずに攻めていこうというこの曲が、今回、親友を救うために、自分自身で新しい道を選んで歩いていくダレン・シャンの姿とともに観る人に一歩を踏み出す力になれば嬉しいです」とコメントを寄せてくれた。 ちなみに本作には、少年・ダレンが身を寄せることになるサーカス団の長身の団長役として渡辺謙が出演するほか、日本語吹き替え版ではダレンの声を人気若手俳優の山本裕典が担当。今回の倖田さんのイメージソング決定で、日本ならではの映画の楽しみ方、魅力がまた一つ増えたと言えそうだ。