大都会・東京で“虫”を依頼人に、浮気調査や虫探しなどの虫専門の探偵業務にいそしむ“昆虫探偵”の活躍を描いた『昆虫探偵ヨシダヨシミ』。本作に主演し、主題歌も担当する哀川翔による主題歌のレコーディングの様子が、1月13日(水)、報道陣に公開された。ハンチング帽に長丈のトレンチコートという探偵ルックでスタジオに登場した哀川さん。さらにこの日は、哀川さんの“共演者”であるヘラクレスオオカブト(中南米・グアドループ島産)とオオクワガタ(日本産)も応援に駆けつけた。報道陣が見守る中、主題歌「生きていることがいい」を少し切なげに歌い上げる哀川さん。「久々のレコーディングで新鮮な気持ちだね。デビューした頃、アルバム作りの中でソロで歌ったことがあったけど、その頃のようでいい感じです」とご機嫌な様子。芸能界きっての“虫好き”として知られる哀川さんだが、本作への出演の経緯について「突然、原作の漫画が届いて、1〜2ページ読んだだけで『これは映画だ! おれに似てない? おれか!』と思った」と語った。演技については「空想の世界で、実際に(虫の声が)聞こえているように芝居する…かなり不思議な動きになってます(笑)」と明かした。「虫と会話できる能力がほしいか?」という質問には「いらないですね、困っちゃうよ」と即答し「長く虫を飼ってると、虫が訴えかけているような、微妙に(虫の気持ちが)分かるような気になる」と言いつつ「分からなくもないような…いや、分からないですね」と笑顔でバッサリ。さらに、報道陣に促され、今年誕生予定の初孫の話題に。「生まれるまでは実感ないですね。でも、(自分のことを)どう呼ばせるか…。生まれてから考えようかと」と少し照れくさそうに答え、「運動会とか出ようかな」と笑顔を見せた。「超大作になっています!」と哀川さんが自信満々で送り出す『昆虫探偵ヨシダヨシミ』は4月3日(土)より新宿K'sシネマ、池袋シネ・リーブルほか全国にて順次公開。