エミネム主演の『8 Mile』、『シン・シティ』などに出演し、今年1月には、西田敏行との共演で、日本でラーメン屋修業をするヒロインを演じた『ラーメンガール』が公開されたブリタニー・マーフィが20日朝(現地時間)、ロサンゼルスの自宅で倒れ、死去した。32歳だった。数日前から体調不良を訴えていたブリタニーが自宅の浴室で意識を失い倒れているのを同日午前8時頃に母親が発見、夫で脚本家のサイモン・モンジャックの通報でシダーズ・サイナイ医療センターに救急搬送されたが、午前10時4分に死亡が確認された。自然死と見られているが、詳しい死因は不明でロサンゼルス市警が捜査にあたり、一両日中に検死が行われるという。ブリタニーのパブリシストは「この悲しみのときに、家族はみなさんの愛とサポートに感謝しつつ、プライバシーの尊重を願っています」と声明を発表した。『ジャスト・マリッジ』('03)で共演し、一時期交際していたアシュトン・カッチャーは、Twitter上で「今日、世界は小さな太陽の光を失った」と哀悼の意を表した。また、西田敏行も産経新聞紙上で「『ラーメンガール』でご一緒させていただき、本当に素晴らしい感性をお持ちだなと感じました。ハリウッドでもっともっと大きく成長していくと信じていました」とコメントを発表。「撮影中は、ぼくに全面的に信頼を寄せてくれていて、『あなたと出会えてよかった』と言っていたことが忘れられません。最後に固くハグして別れたときの温もりがまだ身体に残っています」とブリタニーの人柄が偲ばれる思い出を語った。写真は今年1月、ビバリー・ヒルズで行われた『2ROOMS トゥー・ルームス』のプレミアにて。© Retna UK/AFLOブリタニー・マーフィ 『シン・シティ』インタビューhttp://www.cinemacafe.net/news/cgi/interview/2006/08/386/