「アメリカン・アイドル」の放送が日本でもいよいよ始まりました! 現在、日本の放送では“地方予選”が終了したところ。来週から“ハリウッド予選”が始まります。一方、本国アメリカの放送ではハリウッド予選でトップ36が決定し、36名がトップ12を目指して戦っている最中。審査方法にマイナーチェンジが加えられたこともあり、例年以上の盛り上がりを見せているようです。今年はサンフランシスコ、フェニックス、ニューヨーク、ソルトレイクシティなどで行われた地方予選ですが、ここで「アメアイ」初心者のために審査方法をおさらい。各地に集まった何万人もの参加者たちがひとりひとり審査員の前でアカペラ・パフォーマンスをし、ハリウッド予選行きの合否を決めるのが地方予選です。審査員4名の顔ぶれは前回ご紹介しましたが、実際に歌を聴いた彼らがその場で合否の決断をするのが「アメリカン・アイドル」のシビアなところ。中には、「もう一度、別の曲でチャレンジさせて〜」と泣きながら懇願する参加者もチラホラいます。ここでも辛口審査員・サイモンの毒舌は全開で、「別の道を歩め」と参加者たちをバッサバッサ斬りまくり。ちなみに、この予選は番組が放送されていない夏の間に行われているもので、オンエアされる映像はハリウッド予選に進んだ合格者やオモシロ&トンデモ参加者を中心に編集されていますから、ここでお気に入り参加者をいち早く見つけておくのも「アメリカン・アイドル」の楽しみです。ところで、先日行われたグラミー賞授賞式には、シーズン4の優勝者であり、最優秀女性カントリー・ヴォーカル・パフォーマンス部門を受賞したキャリー・アンダーウッドら「アメリカン・アイドル」勢の顔も見えましたが、何と言っても圧巻だったのは最優秀R&Bアルバム部門を受賞したジェニファー・ハドソンのパフォーマンス。映画ファンには『ドリームガールズ』のオスカー女優として知られるジェニファーも、シーズン3のトップ12に残った参加者です。ただし、ジェニファーの場合は、「アメリカン・アイドル」の枠で語るよりも、新人ながらオーディションで『ドリームガールズ』の主要ロールを手に入れたガッツと、彼女を花開かせたビル・コンドン監督の功績がいまの彼女を形作っていると言った方がしっくりくるかもしれませんが…。さておき、もしかしたら、後にジェニファーやキャリーのようなビッグスターとなる逸材が今年も参加しているかもしれませんね。「アメリカン・アイドル」シーズン8FOXにて毎週土曜・日曜21:00〜放送中再放送:日曜12:00、月曜2:30・9:30、火曜〜金曜19:00※全42話放送予定FOX INTERNATIONAL CHANNELS公式サイトhttp://tv.foxjapan.com/fox/lineup/prgmtop/index/prgm_cd/572© 2009 Fox Broadcasting Co.
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