クリスマスから年始にかけて、世界各地のリゾートで休暇を楽しむセレブたちの様子が伝えられたが、そんな中でジョン・トラヴォルタ家は突然の悲劇に見舞われてしまった。カリブ海のバハマにある別荘で、長男のジェットくんが2日に16歳の若さで急死したのだ。トラヴォルタは夫人のケリー・プレストンとジェットくん、8歳になる娘のエラちゃんと4人で先月30日からグランド・バハマに滞在していたが、2日朝にジェットくんがバスルームで昏倒しているのをナニーが発見した。頭部をバスタブに打ちつけた跡があり、病院に運ばれたが、死亡が確認された。救急車の到着まで、トラヴォルタは息子を蘇生さようと、必死で人工呼吸をしていたという。トラヴォルタは以前、ジェットくんが2歳のときに原因不明の乳幼児疾患「川崎病」を患ったと話しており、過去にも何度か発作を起こしたことがあったという。4日現在、死因は明らかになっていないが、バスルームで発作を起こして倒れた際に頭を打ったのではないかと見られている。現地時間の5日に遺体の行政解剖が行われる。息子の突然の死から2日間沈黙していたトラヴォルタは4日に自身の公式サイト(http://www.travolta.com/)に「ジェットは素晴らしい息子で、出会った人全ての気持ちを明るくしてくれました」とコメントを発表。友人や世界中のファンから寄せられたお悔やみへの感謝の言葉と共に「彼と一緒に過ごせた時間はあまりにも短いものでした。私たち家族は彼と過ごした時間を一生忘れません」と深い悲しみをにじませた。ジェットくんのご冥福をお祈りいたします。写真は昨年11月に開催された、トラヴォルタが声優として参加しているディズニーアニメ『ボルト』(原題)のワールド・プレミアの際のもの。心の傷を癒やし、再びファンの前に笑顔で戻ってくる日を待ちたい。© Splash/AFLO