ブルース・ウィリスが、出資を行っていたマレーシアの技術会社に対する訴訟裁判で和解したことを、26日にウィリス側の弁護士が明らかにした。ウィリスは昨年、古タイヤのリサイクル技術の開発のため、クアラルンプールに拠点を置く環境技術会社「ペトラ・グループ」に200万ドルを出資した。ウィリスはペトラ側から、2008年第3・4半期に予定されていた同社子会社の新規株式公開(IPO)で利益が得られると説明されていたが、IPOは実施されず、ウィリスは出資金の引き揚げを決定。だが、ペトラ側は出資金のうち110万ドルのみ返済、残りの90万ドルの返済を求めてウィリスは訴訟を起こしていた。ウィリスは「問題が解決したので会社株主の立場を維持し、会社に関わる全ての人々の幸運を祈る」と声明を発表。弁護士は、一連の誤解が生じていたことが裁判を起こした理由としている。11月29日(土)、ガールフレンドのエマ・へミングとパリでデートするウィリス。© AFLO