ヘルシンキの中央駅周辺に見つけたシネコンにふらりと立ち寄った。ハリウッド映画やイギリス映画の中にフィンランド製作の映画も上映している。平日は6ユーロ(約900円)の入場料だが、日曜日だったため、週末料金の10ユーロ(約1,500円)を支払い、フィンランド製作のパンクのドキュメンタリー映画を観ることにした。100名程度の客席にはスキンヘッドの男性やカラフルな頭の女性などパンク映画に相応しい姿は目につくのだが、何よりオレンジの袋を持っている客が、かなりの割合でいて、時折、その袋の中から取り出したキャンディを口の中に放り込んでいる。そういえばロビーから劇場に向かう途中、キャンディ屋があった気がする。