会場を横浜から東京に移して早3年、いち早くフランスの話題作や未公開作品を届ける「東京・大阪フランス映画祭 2008」が3月13日(木)より東京・大阪合わせて6日間にわたって開催される。これに先立ち、映画祭団長に名女優、ソフィー・マルソーが就任、東京会場に団長として来日することが決定した。昨年は六本木、お台場を中心とする5会場で開催された同映画祭。第3回目を迎える今年は、TOHOシネマズ六本木ヒルズとTOHOシネマズなんばの東京・大阪2会場にて、それぞれ全てのプログラムが上映される。このたび団長となったマルソーは、一躍トップ・アイドルとなったデビュー作『ラ・ブーム』での来日以降、長きにわたり日本に対して強い関心を持っているというが、そんな彼女が監督・出演を務めた最新作『La Disparue de Deauville』(原題/写真)の上映は、今年の目玉のひとつ。現時点で、13本の最新作の上映が決定し、毎年注目が集まる監督やアーティストなどのフランス代表団の顔ぶれも続々と決定。さらに今年は、いまも現役で活躍するフランスの名匠ジャック・リヴェットの生誕80年を記念して、ユーロスペースでは特別回顧上映「ジャックリヴェット・レトロスペクティブ」を開催。映画の上映以外にも、映画関連の学校でのマスタークラスの開講やマーケットなど、今年も彩り豊かなプログラムに期待が高まる。「第3回東京・大阪フランス映画祭 2008」http://www.unifrance.jp/<東京会場>期間:3月13日(木)〜16日(日)場所:TOHOシネマズ六本木ヒルズ<大阪会場>期間:3月16日(日)〜3月18日(火)会場:TOHOシネマズなんば