19日、ニコール・キッドマンがオーストラリアのシドニーにあるニューサウス・ウェールズ高等裁判所に出廷し、パパラッチのジェイミー・フォーセット氏が起こした名誉毀損訴訟で証言した。3年前にシドニーでフォーセット氏ら、何人ものパパラッチが、車で両親宅に向かう途中のニコールを猛スピードで追いかけ、カーチェイスさながらの展開に。ニコールは「本当に怖くて、涙が出ました。恐ろしくて事故になるかと思った」と法廷で証言。フォーセットの車は信号を無視し、中央分離帯を乗り越えてニコールの車を追い続けた。フォーセット氏はその後も、ニコールとキース・アーバンの新婚旅行先のタヒチや、昨年のクリスマスにもシドニーで彼女の写真を撮り、その結果、ニコールは24時間体制の警備員を雇うことになった。2005年にはニコールの家の外に仕掛けられた盗聴器が発見され、これをフォーセット氏の仕業だと報じた大衆紙ヘラルド・サン紙の発行人をフォーセット氏が名誉毀損で訴えているが、ニコールはヘラルド・サン紙側の証人として出廷した。© Getty Images/AFLO