ウィノナ・ライダーが最新作『The Informers』(原題)をロサンゼルスで撮影中だ。『レス・ザン・セロ』、『ルールズ・オブ・アトラクション』、『アメリカン・サイコ』の原作者ブレット・イーストン・エリスが'95年に発表した短編集「インフォーマーズ」の映画化で、1980年代のロサンゼルスが舞台。ウィノナは、ビリー・ボブ・ソーントン扮する映画会社重役と長い不倫関係の末に捨てられたニュースキャスターを演じる。重役夫人役はキム・ベイシンガー。この3人以外にもユニークなキャラクターが登場する群像劇で、ミッキー・ロークが誘拐犯、アシュレイ・オルセンがロックスター、『スーパーマン リターンズ』のブランドン・ラウスがヴァンパイアを演じる。監督は『戦争のはじめかた』、『ケリー・ザ・ギャング』のグレゴール・ジョーダン。ロサンゼルスのほかに、ブエノスアイレスやウルグアイでのロケも予定している。ロサンゼルスで新作を撮影中のウィノナ。© Splash/AFLO