父親の死に直面した8歳の少年・チャーリーが、父からもらった最後のプレゼントと共に奇跡を巻き起こすフランス製ファンタジー『チャーリーとパパの飛行機』。この作品に感動したCharaさんとSHIHOさんが宣伝部長に就任! まずは映画の感想から聞いた。「私はチャーリーがひたすら突き進んでいく行動力に感動してしまいましたね。何かを忘れて無我夢中になる姿に心が動かされました」(SHIHO)、「私は信じる力や愛する人について考えさせられましたね。SHIHOちゃんが言ったように、大切なものに対するひたむきさや信じる心って感動できるものだし、誰にでもあると思うんですよ。そういったところを自分に照らし合わせて考えたくなりました」(Chara)。本作のためにイメージソングも手掛けたCharaさん。この作品には「ピアノが合うな」と直感したという。「単なる子供向けの映画ではなく、淡々とした語り口で、大人も楽しめる映画になっている。観た人それぞれの心に何か触れるものがあるのがいいと思いました。私の場合、心が動くとすぐに楽器に向かったり、アカペラで曲を作ったりすることが多いんです。今回は“ピアノだな”と思い、すぐさまピアノに向かいました。その時はすでに“作らなくちゃ”という気持ちでしたね」。出来上がったCharaさんのシングル「ぼくのともだち」を聴いたSHIHOさんは、興奮を隠せなかったのだとか。「サビの部分を聴いた時に、自分が一番好きなシーンの映像とリンクしたんです。チャーリーの一生懸命な姿がパッと浮かんできて、感動してしまいました。私はもともとCharaさんの大ファンなんです。Charaさんの曲を聴くと、いつも心が弾み、意識が目覚めるような感覚に襲われます。ワクワクするし、癒されるし、浸っていたい気分になる。何度も繰り返して聴きたい曲ばかりです」。『チャーリーとパパの飛行機』はファンタスティックなだけではなく、家族愛を描いた人間ドラマでもある。父親の死を理解できないチャーリーは、現実を徐々に受け入れていく過程の中で、母親との距離も縮めていく。「監督さんには3人のお子さんがいらっしゃるんでしょう? お子さんたちに対する監督さん自身の気持ちが込められているんでしょうね。映像を使って子供たちに“愛してるよ”と伝えているんじゃないかな」(Chara)、「すごく素敵な親子の関係が描かれていますよね。お母さんとチャーリーはお互いに同じ悲しみを抱えている。お母さんもチャーリーのひたむきさに助けられた部分があると思うし、チャーリーもお母さんに助けられている。決して恩着せがましい助け合いではなく、ごく自然にお互いを支えながら絆を深めていく関係が素敵だなと思いました」(SHIHO)。クリスマスに父親から飛行機の模型をプレゼントされたチャーリーに因み、クリスマスプレゼントにまつわる思い出を尋ねると、「チャーリーのように、欲しかったものとは違うプレゼントが手元に届いたこともありますよ!」とSHIHOさん。一方のCharaさんは「ずっとピアノを買ってもらいたくて、勝手に注文しちゃった(笑)」のだそう。そんな2人が声を揃えて「大切な人と一緒に観て!」と薦める本作から、大切な何かを感じ取ってほしい。