やつらがラスベガスにカムバック! 今度のターゲットは冷酷無比なホテル王。仲間の仇を討つべく、華麗なる復讐劇がいよいよ幕を開ける。大人気シリーズの第3弾『オーシャンズ13』の先行公開を8月4日(土)に控え、主演のジョージ・クルーニーがプロデューサーのジェリー・ワイントローブとともに来日。前日の記者会見に続き、8月1日(水)に開催されたジャパンプレミアに出席した。会場となった六本木ヒルズのアリーナには、ジョージをひと目見ようと1,000人ものファンがつめかけた。ステージ上やレッドカーペット脇には巨大なスロットマシーンやカジノ・ルーレットが設置され、会場は一夜限りのラスベガスに変身。そこへ黒のジャケットに白のシャツというおなじみのスタイルに身を包んだ、ダニー・オーシャンことジョージ・クルーニーが登場。場内は大歓声に包まれ、ジョージはすぐさまサイン攻めに。ステージに上がったジョージは「日本に来ることができて本当に嬉しいです」と挨拶。前日の会見とは違って、このジャパンプレミアでは真面目モード? と思いきや「では、今日集まってくださったみなさんにだけ、誰にも教えたことのないオーシャンズの秘密をひとつ。実は、ブラッド(・ピット)はハゲなんだ。いつも仕事場にみんなより2時間早く現れて、植毛してるんだよ」と、やはりいつものジョージ節を炸裂させた。続いてアル・パチーノとの共演について問われると「我々の仲間に引き込んで、彼のキャリアをここでおしまいにしたかったんだ」とニヤリ。「でも実際、彼と一緒に仕事ができて、本当に光栄だったよ。やはりアル・パチーノはアメリカを代表する偉大な俳優だよ。しかも彼は自毛だしね(笑)」。常にジョークを織り交ぜて、なかなか自分の手の内、心の内を見せないところはダニーそのもの!プロデューサーのワイントローブも熱烈な歓迎ぶりに「みなさん、今日はよくお越しくださいました。東京が、いつも我々を温かく迎えてくれることに、本当に感謝しています。映画をぜひとも楽しんでください」と笑顔で語りかけた。イベントの最後には、つめかけた観客全員の幸運を託されたジョージが、ステージ中央の巨大スロットにラストコインを投入。レバーを引くとスロットが回転を始め、1,000人が見守る中、見事「OCEAN'S 13」の目を3つ揃えた。するとスロットからはコインがあふれ出し、観客の頭上には「OCEAN'S 13」と印刷された大量の紙幣が舞い乱れる。このド派手な演出に観客は大興奮。熱狂のうちにレッドカーペットイベントは幕を閉じた。劇中ではさらにド派手なゲームが展開される『オーシャンズ13』は8月4日(土)に先行上映、10日(金)より丸の内ピカデリー1ほか全国にて公開。特集 ジョージ・クルーニーが語る『オーシャンズ13』