アカデミー賞はじめ数多くの賞レースで話題を呼んだアレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ監督の『バベル』や、女性を美しくたくましく描ききったペドロ・アルモドバル監督の『ボルベール<帰郷>』など、日本でも無視できない存在となってきたスペイン、ラテンアメリカ映画。その魅力をさらに伝えるべく、日本未公開の最新作や注目の監督作品を上映する「スペイン・ラテンアメリカ映画祭 LATIN BEAT FILM FESTIVAL」が今年で4回目を迎える。昨年は『天国の口、終りの楽園。』の名コンビ、ガエル・ガルシア・ベルナルとディエゴ・ルナ共同制作のインディペンデント映画も公開され注目を集めたが、今年はこれまでの東京に加えて会場を拡大し、大阪でも開催。上映作品数さらに増やして、9月14日(金)開幕する。