月刊「アフタヌーン」(講談社)に連載され、単行本は累計290万部の売り上げを記録している人気コミックの映画化作品『蟲師』の公開初日が3月24日(土)に決定した。かつて日本に存在した、不可思議な現象を引き起こす妖しい生き物“蟲”と“蟲師”と呼ばれる、蟲に触れその現象を紐解く選ばれし者たち。物語は白髪で隻眼の蟲師・ギンコを主人公に、人々を癒しへと導く果てしない彼の旅を描く。監督を務めるのは『AKIRA』を始めとする数々のアニメーションで世界に衝撃を与えてきた大友克洋。そして主人公・ギンコに扮するのは昨年も『ゆれる』、『HAZARD』などに出演し高い評価を受けたオダギリジョー。実写化不可能と言われた原作が2年の構想期間を経て、この2人の組み合わせで映像化されるとあってマスコミの注目度も高く、先日行われたマスコミ向けの試写会も立ち見が出るほどの盛況ぶり。また、先日から始まったサンダンス映画祭でも連日ソールド・アウトという状態で、既にアメリカやオーストラリアを始め十数国から配給オファーが届いているという。世界中が注目する未曾有の映像世界『蟲師』が3月24日、遂にそのヴェールを脱ぐ。