結合体双生児が率いるロックバンドの栄光と悲劇を描いた衝撃作『ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド』の日本公開初日が1月20日(土)に決定した。1975年にイギリスでデビューを飾ったロックバンド「ザ・バンバン」。ヴォーカルのバリーとギターのトムは結合体双生児。彼らの放つ狂気を秘めた美しさと過激なパフォーマンスを観客は好奇と嫌悪で迎えバンドはスターダムへと一気に駆け上がる。スターとなった双子の前に現れたひとりの女性。それはバンドのみならず双子の運命を悲劇へと導く出会いだった。監督はドキュメンタリー『ロスト・イン・ラ・マンチャ』で世界中から絶賛されたキース・フルトンとルイス・ペペのコンビ。ドキュメンタリー製作で培われた技術を駆使して、真実をも凌駕する衝撃の物語と美しい映像世界を作り上げた。1つの身体の中で引き裂かれる2つの心。運命に抗うかのように歌い、そして飲み込まれてゆく2人の姿が強く心を打つ『ブラザーズ・オブ・ザ・ヘッド』。渋谷シネマライズほか全国にて公開。