侯孝賢映画の集大成とも言うべき傑作にして最新作『百年恋歌』が10月初旬、シネスイッチ銀座にて公開される。公開にあたって、侯孝賢の監督デビュー作『ステキな彼女』から『珈琲時光』までの作品を、9月30日(土)から3週間にわたり一挙に上映する「百年の恋歌・侯孝賢──ホウ・シャオシエン映画祭」が、シネマヴェーラ渋谷で開催されることが決定した。本映画祭のために台湾からプリントを取り寄せるなど、今回限りの上映となるものも多数。候孝賢とは何者か、映画は今どこにあるのか。私たちを魅了してやまない「映画の力」、その根源を探ることができる貴重な3週間となりそうだ。上映作品・監督作・15作品『ステキな彼女』(80年/89分)『風が踊る』(81年/92分)『川の流れに草は青々』(82年/91分)『坊やの人形』(83年/108分)『風櫃の少年』(83年/101分)『冬冬の夏休み』(84年/98分)『童年往事 時の流れ』(85年/138分)『恋恋風塵』(87年/110分)『悲情城市』(89年/159分)『戯夢人生』(93年/143分)『好男好女』(95年/108分)*デジタル素材『憂鬱な楽園』(96年/112分)『フラワーズ・オブ・シャンハイ』(98年/120分)『ミレニアム・マンボ』(01年/105分)『珈琲時光』(03年/119分)・ドキュメンタリー・2作品『HHH・侯孝賢』(97年/91分) 監督:オリヴィエ・アサイヤス『Metro Lumiere』(04年/59分) 監督:ハロルド・マニング *デジタル素材トークイベント9月30日(土)17:25〜 蓮實重彦(映画評論家)10月7日(土)17:55〜 中原昌也(作家)×上野昴志(コウシ)(映画評論家)10月14日(土)17:20〜 羽田美智子(女優)×市山尚三(プロデューサー)×宇田川幸洋(映画評論家)料金一般:1400円シニア・会員:1000円大学高校生:800円中学生以下:500円三回券(3300円)発売予定