かなりはじけています。『40歳の童貞男』のキャサリン・キーナー。映画のタイトルからしてはじけているけれど。これは、女性を大切に思うあまり、40歳になるまで初体験の機会を逸し続けてきてしまった独身男の物語です。まじめすぎて大人社会に馴染めずにいる、ちょっと寂しい主人公。彼を変える恋のお相手として登場するのが、同年代なのにすでに孫がいる、可愛いおばあちゃんトリッシュです。人生経験豊富なトリッシュと、子供のまま大人になったようなアンディ。二人の関係は、トリッシュの大らかさと優しさで順調かと思われたのに…。