セリ・ノワール(暗黒叢書と呼ばれる犯罪小説)の歴史の中でも、連続活劇ものとして最も愛されてきたファントマ。本国フランスでは大規模な展覧会も開かれるなど、今もって高い人気を誇るファントマシリーズから、よりポップなSFアクションコメディに仕上がった三部作を「ファントマ映画祭2006」として、9月2日よりライズXにて一挙上映する。007を筆頭に、スパイアクション全盛期に制作された作品だけに、空飛ぶ車、ラジコン爆弾、テレパシー誘導銃、葉巻銃、メカ義手にファントマの変装マスクなど、ユーモラスなアイデアに溢れていてレトロフューチャーなガジェット感満載。美しいドレスに身を包むミレーヌ・ドモンジョやモダンなインテリアも必見だ。ちなみに怪盗ファントマはノークレジットだが、良く観察すれば判るかも!?『ファントマ 危機脱出』怪盗ファントマに手を焼くジューヴ警部は、フランス全土に宣戦布告! 新聞記者ファンドールはファントマはいないと記事を書く。これにはファンファントマも怒り、自在に変装する犯罪王の力に取り込まれ…。『ファントマ 電光石火』ファントマはテレパシー誘導銃を開発したマルシャン教授を誘拐し、教授に変装! エレーヌを誘拐し、あろうことか彼女にプロポーズする。『ファントマ ミサイル作戦』舞台はスコットランドへ。人類を壊滅する秘密兵器を入手したファントマは、反旗を翻したラシュレー卿と対決する!FANTOMAS cGaumont 1964FANTOMAS CONTRE SCOTLAND YARD cGaumont1967