1987年福井県生。東京学芸大学卒業後、映画雑誌の編集プロダクション、映画WEBメディアでの勤務を経て、2020年に独立。映画・アニメ・ドラマを中心に、小説・漫画・音楽・ゲームなどエンタメ系全般のインタビュー、レビュー、コラム等を各メディアにて執筆。並行して個人の創作活動も行う。
“(not)HEROINE movies(ノットヒロインムービーズ)”シリーズの3作品のテレビドラマ化が決定。5月12日からは「よだかの片想い」(全4話)、6月9日から「そばかす」(全4話)が毎週日曜日の深夜、各話30分で放送となる。
俳優・若葉竜也の魅力を紐解きつつ、そこに至るまでのフィルモグラフィをふり返っていきたい。
初対面から4年。脚本会議から参加し、共にクリエイティブを高めあってきた山田智和監督と佐藤健の“同世代対談”で、健全な創作環境づくりについて教えていただいた。
俳優における作品への関わり方はどんどん多様化している。大物俳優の所属事務所からの独立も加速し、より「自分に合った」働き方が進んでいくことだろう。本稿では、直近~今後の新作を中心に、こうした作品への関わり方の変化と、クリエイティブに何をもたらしたかを見ていきたい。
『夜明けのすべて』を中心に、俳優・松村北斗の魅力を紐解いてゆきたい。
池井戸潤の小説を中村倫也主演でドラマ化した「ハヤブサ消防団」。地上波放送時にも終盤の衝撃展開が話題となった本作のDVD&Blu-rayが2024年1月26日に発売&レンタル開始となった。繰り返し観ても味わい深い、本作と主演・中村倫也の魅力を改めてひも解いていきたい。
『カラオケ行こ!』が1月12日に劇場公開され、綾野剛が演じたヤクザ・狂児や齋藤潤による合唱部部長の中学生・聡実に“沼る”人々が続出。オリジナル展開含めて原作ファンからの満足度も高く支持されている。
グラフィックデザイナーの大島依提亜と、A24のクリエイターに多数インタビューしたSYOの対談を実施。「A24の知られざる映画たち presented by U-NEXT」のラインナップを中心に、A24の今後についても考察していく。
映画『トイレのピエタ』や『湯を沸かすほどの熱い愛』『楽園』、NHK連続テレビ小説「おちょやん」、アニメーション映画『メアリと魔女の花』等々、幅広い活躍を見せ続ける杉咲花だが、『市子』はひとつのターニングポイントになるのではないか。
杉咲花が、壮絶な宿命を背負った女性を演じた『市子』が、12月8日(金)に劇場公開を迎える。
『ミッドサマー』チームが熱視線を送る才能が2022年に生み出した映画『シック・オブ・マイセルフ』が、10月13日より劇場公開。“承認欲求おばけ”の実像をブラックに、それでいて切実に描き切った本作は、いまの時代に突き刺さるリアルタイムな空気感を内包している。
変化を禁じられた世界で、止められない“恋する衝動”を武器に、未来へともがく少年少女を描くアニメーション映画『アリスとテレスのまぼろし工場』。アニメーション映画の新時代の幕開けにふさわしい、本作の魅力をひも解いていく。
A24が配給を手掛けた『インスペクション ここで生きる』が、8月4日(金)に劇場公開を迎える。ゲイであることで母親に捨てられ、16歳から10年間ホームレス生活を送る青年が唯一の選択肢として海兵隊に志願。しかしそこは差別や暴力の温床で――。
人気漫画「今際の国のアリス」の原作者・麻生羽呂が高田康太郎(作画)と組み、2018年に連載開始した「ゾン100 ~ゾンビになるまでにしたい100のこと」が、Netflix映画として実写化された。
5歳で芸能活動を始め、6月に18歳となった俳優・山時聡真。中村倫也・松坂桃李・菅田将暉・杉野遥亮といった人気俳優が多数所属する芸能事務所トップコートに所属し、次世代を担う期待を寄せられている彼が、連続ドラマでレギュラー出演を果たす。
2021年日本公開劇場実写映画No.1となる興行収入45億円を記録した大ヒット作『東京リベンジャーズ』。その続編が、前後編の2部作で帰ってきた(前編『-運命-』が公開中、後編『-決戦-』は6月30日に公開)。
藤井道人監督と横浜流星はいまや、名実ともに黄金コンビにまで成長した。そして、藤井監督作における横浜さんの長編初主演映画『ヴィレッジ』が、4月21日に劇場公開を迎える。
『サマーフィルムにのって』『由宇子の天秤』『ちょっと思い出しただけ』『PLAN 75』『ある男』等々、話題をさらった力作に立て続けに出演している河合優実さん。彼女の待望の初主演映画『少女は卒業しない』が、2月23日に劇場公開を迎える。
2013年にPlayStation3専用タイトルとして発売され、全世界で200部門以上のゲームアワードを受賞した大人気作「THE LAST OF US」(ラスアス)。“映画を観ている感覚”という触れ込みの本作が、ドラマ好きの信頼が厚いHBOによって実写ドラマ化された。
Netfixオリジナルシリーズ「First Love 初恋」。配信開始されるや否や、日本のみならず各国でヒットを記録している本作、その立役者の一員が八木莉可子と木戸大聖だ。
「演技」という言葉の奥行きを改めて見せつけられるような、人物が生きた記録を画面に刻み付けてきた表現者・満島ひかり。満島ひかり出演作の公開・放送ラッシュとなった2022年、我々が“目撃”した彼女の姿を振り返ってみよう。
水墨画の世界を描いた『線は、僕を描く』で清原果耶が扮した篠田千瑛は、将来を嘱望された存在でありながら、自身の描く線にためらいが生じる複雑なキャラクター。もがきながらオリジナリティを探す表現者を演じ切った清原さんに、ものづくりの信念を語ってもらった。