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text:Ayako Ishizuの記事一覧(2 ページ目)

【カンヌレポート 06】ディエゴ・ルナ初監督作にカンヌっ子拍手!  画像
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【カンヌレポート 06】ディエゴ・ルナ初監督作にカンヌっ子拍手!

ディエゴ・ルナの監督デビュー作『Abel』(原題)が招待作品としてカンヌで公式上映され、大きな拍手で迎えられた。『Abel』は父親に家出されて以来、2年間言葉を話さなかった10歳のアベルが、突然口を開いた途端、姉弟の父親、そして母親の夫として振舞うようになるという物語。コミカルな場面をはさみつつ、子供の視点から大人の身勝手、そして一人で子育てをしなければならない母親の困難さを描いた感動作で、ディエゴの亡き母に捧げられている。

【カンヌレポート 02】『ウォール・ストリート』 シャイア&キャリー揃って登場 画像
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【カンヌレポート 02】『ウォール・ストリート』 シャイア&キャリー揃って登場

14日夜、コンペティション外の招待作品『ウォール・ストリート』の公式上映が行われ、監督のオリヴァー・ストーン、マイケル・ダグラス、シャイア・ラブーフ、キャリー・マリガン、ジョシュ・ブローリン、フランク・ランジェラらキャストを始め、ジョージ・ルーカス、マーティン・スコセッシら大物ゲストがレッドカーペットに登場した。本作は、今年のラインナップの中では数少ないハリウッド大作。そのためか、会場のグランド・ルミエール前にはファンがつめ掛け、押すな押すなの大混乱となった。

キムタク、ビョンホンに促され、SMAP韓国コンサートを大観衆に約束! 画像
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キムタク、ビョンホンに促され、SMAP韓国コンサートを大観衆に約束!

釜山国際映画祭(PIFF)の今年の目玉作品である『アイ・カム・ウィズ・ザ・レイン』。9日のレッドカーペットと公式記者会見に続き、木村拓哉、イ・ビョンホン、ジョシュ・ハートネットの主演トリオが、10日午後、海雲台ビーチのPIFF屋外ステージに登場、トークショーを行った。

【カンヌ現地レポ 07】危機説もなんの!カンヌの風物詩?ブランジェリーナ揃い踏み 画像
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【カンヌ現地レポ 07】危機説もなんの!カンヌの風物詩?ブランジェリーナ揃い踏み

カンヌの華はやっぱりブランジェリーナ! 現地時間20日夜、クエンティン・タランティーノ監督の『イングロリアス・バスターズ』の公式上映が行われ、主演のブラッド・ピットがアンジェリーナ・ジョリーと共にレッドカーペットを飾り、会場前に集まった数千人のファンを熱狂させた。

【カンヌ現地レポ 06】ブラピ×タランティーノ会見満席、気分はハイ! 画像
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【カンヌ現地レポ 06】ブラピ×タランティーノ会見満席、気分はハイ!

今年のコンペの目玉というべき、クエンティン・タランティーノ監督、ブラッド・ピット主演の『イングロリアス・バスターズ』が、現地時間の20日上映された。上質な作品は多いものの今年のカンヌは華やかさに欠けていただけに、ブラピとタランティーノをはじめ、共演のマイク・マイヤーズ、マイケル・ファスベンダー、ダイアン・クルーガーらスターの登場に、公式会見には入りきれないほど多くの記者が詰めかけ、大いに盛り上がった。

【釜山レポート最終回】ヒョンビンでお別れ 日本勢の活躍目立った今年の釜山 画像
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【釜山レポート最終回】ヒョンビンでお別れ 日本勢の活躍目立った今年の釜山

第13回釜山国際映画祭は10日、ヒョンビン主演の『I Am Happy』の上映をもって幕を閉じた。今年の傾向として、日本の若手の活躍が目立った。新しい才能を発掘するニュー・カレント部門では、市井昌秀監督の『無防備』が、韓国のロ・ギョンテ監督の『Land of Scarecrows』(原題)と共に大賞を受賞。『無防備』は流産したばかりの女性と、妊娠中の女性を軸にした物語。審査委員長を務めたヌーヴェルヴァーグの顔、アンナ・カリーナは「女性の描き方にリアリティと個性がある」と高く評価した。すでにご存じだと思うが、市井監督はいま人気の“髭男爵”の元メンバー。奇しくも同じ年にブレイクしたのだから、これぞホントの“ルネッサーンス!”と言うべきか。

【釜山レポート06】これが最初で最後!? 5人の個性派監督が勢ぞろい 画像
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【釜山レポート06】これが最初で最後!? 5人の個性派監督が勢ぞろい

これぞ釜山ならではの貴重な5ショット! 釜山国際映画祭のアジアン・オムニバス・コレクション部門で上映された『The ショートフィルムズ』(仮題)の会見で、(写真左から)井筒和幸、大森一樹、崔洋一、阪本順治、李相日という5人の個性派監督が顔を揃えた。『The ショートフィルムズ』は大阪の朝日放送が、新社屋完成記念に製作したオムニバス映画。「子供」をテーマに、時代劇やブラック・コメディなど、それぞれユニークな20分の短編を作り上げた。

【釜山レポート03】猫を乗せて登場の上野樹里、大人気! 日韓合作映画の可能性も? 画像
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【釜山レポート03】猫を乗せて登場の上野樹里、大人気! 日韓合作映画の可能性も?

4日、アジア映画の窓部門の招待作品、『グーグーだって猫である』の会見が行われ、上野樹里と犬童一心監督が出席した。

【ヴェネチア映画祭レポートvol.12】ヴェネチアのサプライズは最後に特大が… 画像
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【ヴェネチア映画祭レポートvol.12】ヴェネチアのサプライズは最後に特大が…

さて11日間続いた映画祭もこれで終わり。ふり返れば、ネットがつながらなかったり(プレス登録に50ユーロも払ったのに!)、もろもろ段取りが悪かったり、物価が高かったりと、最初は不満もあったが、いつしかヴェネチアのゆるい風にすっかりはまってしまった。また来年も足を運んでしまいそうだ。毎朝、『旅情』でキャサリン・ヘプバーンがコーヒーを飲むサンマルコ広場を通りぬけ、『リトル・ロマンス』で小さな恋人たちが目指すため息の橋を眺めながら、船に乗って『ベニスに死す』の舞台であるリド島に向かう…なんて、よく考えたら贅沢だもの。

【ヴェネチア映画祭レポートvol.11】まだまだ続く、ヴェネチア・サプライズ 画像
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【ヴェネチア映画祭レポートvol.11】まだまだ続く、ヴェネチア・サプライズ

続くサプライズは、男優賞がブラット・ピット(『アサシネーション・オブ・ジェシー・ジェームズ・バイ・カワード・ロバート・フォード』)、女優賞がケイト・ブランシェット(『I’m Not There』)と、『バベル』の夫婦コンビだったこと。『バベル』の監督、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥが審査員だったから、というわけではないとは思うけど。

【ヴェネチア映画祭レポートvol.10】審査員全員一致の金獅子賞『ラスト、コーション』 画像
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【ヴェネチア映画祭レポートvol.10】審査員全員一致の金獅子賞『ラスト、コーション』

今年のヴェネチアはサプライズだらけ。アン・リーの『ラスト、コーション』の金獅子賞(グランプリ)の受賞は、現地ではかなり予想外として受け止められていた。でも、このレポートを最初から読んでくれた方にはおわかりのように、私は最初から『ラスト、コーション』に心を奪われ、結局、最後までその衝撃から抜け出せなかった。ただ、さすがに作品賞は無理かも、と思っていたんだよね。何せアン・リーは2年前に『ブロークバック・マウンテン』でグランプリを獲ったばかりだし、去年のジャ・ジャンクーの『長江哀歌』と、このところ中国系監督の受賞が続いていたので、なんらかのバイアスがかかるかと思いきや、審査員全員一致で決まったそう。

【ヴェネチア映画祭レポートvol.09】映画祭常連のジョニー・トーは本物の天才! 画像
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【ヴェネチア映画祭レポートvol.09】映画祭常連のジョニー・トーは本物の天才!

ヴェネチア映画祭では毎年恒例で、コンペ作品のうち1本をサプライズとして、映画祭開始後に発表している。今年のサプライズ作品は、香港のジョニー・トーとワイ・カーファイが共同監督した『Mad Detective(神探)』。昨年の『Exiled(放・逐)』に続いて2度目のコンペ入りとなったジョニー・トーは、カンヌ映画祭の常連でもあり、海外の映画祭に引っ張りダコの存在。ジョン・ウーやアンドリュー・ラウのように海外進出を狙わず、ひたすら香港にこだわり続けている彼は、仏のカイエ・デュ・シネマ誌が「香港の孤高のサムライ」と呼ぶように、ほかの誰も思いつかないような映画技法、そしてストーリー・テリングを毎回ぶつけてくる。私が思うに、この人は本物の天才だよ。

【ヴェネチア映画祭レポートvol.08】和製で本拠地に乗り込んだ三池監督のすごさ 画像
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【ヴェネチア映画祭レポートvol.08】和製で本拠地に乗り込んだ三池監督のすごさ

日本から唯一コンペティション部門に参加した『スキヤキ・ウエスタン ジャンゴ』。公式上映は深夜12時からにもかかわらず異例の満席で、主演の伊藤英明はもう始まる前から興奮を抑えられない様子。実際、上映中は何度も歓声が沸くほど盛り上がり、満場総立ちの観客から拍手を浴びた三池崇史監督は、「映画が一人歩きし始めたのを実感しました」と感無量だった。その際、きらりと目に光るものがあったが、後で尋ねると「いや、あくびをしたせいですよ」と照れ笑い。

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