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犯罪に手を染める母と娘…実話を基に悲劇描く『兎たちの暴走』60秒予告編

新進気鋭の女性監督シェン・ユー監督のデビュー作『兎たちの暴走』より60秒予告編が解禁された。

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『兎たちの暴走』©Beijing Laurel Films Co.,Ltd.
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新進気鋭の女性監督シェン・ユー監督のデビュー作『兎たちの暴走』より60秒予告編が解禁された。


>>『兎たちの暴走』あらすじ&キャストはこちら

実際に起きた事件を基に母と娘の悲劇を描く本作。第33回東京国際映画祭ワールドプレミア上映、第43回モスクワ国際映画祭で上映され話題を呼んだ。

シェン・ユーは、若い頃から芸術への関心が高く、北京電影学院の監督科を卒業後、美術の仕事で映画業界に入り、NHKなどのドキュメンタリー撮影や監督、CMディレクターなど俳優以外の映画に関わる仕事を経験してきた。今回初監督をするにあたり、母と娘が娘の同級生を誘拐し殺害したという2011年の実際の事件から着想を得て本作の映画製作に取り組んだ。

映画の冒頭は、主人公の高校生シュイ・チンとそのクラスメイトのマー・ユエユエが誘拐され、身代金を要求された父親2人と、シュイ・チンの母親チュー・ティンが警察署に駆け込む場面から始まる。母親チュー・ティンが車のトランクを開けた場面で、映画は事件が起きる前の街を出た母親チュー・ティンが黄色いスポーツカーに乗り娘の元に戻ってきたところへと時は巻き戻る。

シェン・ユー監督の一番好きな映画作品は、ダニー・ボイルの『トレインスポッティング』で、好きな映画監督はポン・ジュノ、デヴィッド・フィンチャーだと言う。そんな監督だけあって、観客を映画の冒頭で一気に物語へと引き込む巧みな構成となっている。

この度解禁となった60秒予告編では、離れ離れに生活してきた母と娘が、もう一度一緒に暮らす親子の生活を夢見て、犯罪に手を染めざるを得ない様子をサスペンスフルに映し出す。

予告編やポスタービジュアルでも象徴的に描かれているように、本作では何度かトンネルが、人の生まれ変わる象徴として現れる。母親は過去に戻り過ちを改めたいと思い、娘は母親のためならなんだってするという思いで大きな過ちを犯す。

この母と娘の悲劇は、果たして、トンネルの中に入り抜け出た先で生まれ変わることができるのだろうか…。複雑な展開を予感させる予告編となっている。

『兎たちの暴走』は8月25日(金)より池袋シネマ・ロサ、アップリンク吉祥寺、26日(土)より新宿K‘s cinemaほか全国にて順次公開。


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《シネマカフェ編集部》

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