まもなく開催される本年度のアカデミー賞で最多の6部門8ノミネートを果たした話題作『ドリームガールズ』が、いよいよ2月17日(土)より公開される。本作は友人同士で結成した女性ボーカル・グループが挫折や裏切りを乗り越え、スーパースターへの階段を駆け上がってゆく姿を描いたミュージカルの映画化。映画の公開を記念して、番組誕生40周年を迎えるニッポン放送の「オールナイトニッポン」、エイベックス・エンタテインメントrhythm zone、 そしてカラオケのJOYSOUNDのコラボレーションにより、“『DREAMGIRLS』オーディション”と銘打って女性ボーカリストのオーディションが開催されることが決定した。
伝説のピンプ(売春斡旋業)であるオレンジ・ジュースや恋人のシャルドネの協力を得て、貧しいスーパーの店員からピンプとして成り上がっていくコーデ。しかし成功を手に入れたことにより他のハスラーの標的にされた彼は、本当に好きな女性か成功のどちらかを選ばなければならなくなる…。
本年度のベルリン国際映画祭に正式に出品され、すでに世界配給も決定している『鉄コン筋クリート』の北米プレミアが、ニューヨーク近代美術館(MoMA)にて開催されることが決定した。
『AKIRA』で世界にジャパニーズ・アニメーションの存在を知らしめた大友克洋監督が贈るファンタジー巨編『蟲師』。『スチームボーイ』以来となるこの最新作は、監督自身が原作に惚れ込み、構想2年、撮影期間3ヶ月を費やして製作された16年ぶりの実写映画だ。昨年度ヴェネチア国際映画祭でも絶賛され、話題が高まる『蟲師』の公開に併せて続々とタイアップが決定。実写映画製作の裏側を垣間見られる展覧会や大友作品の特集上映等、大友ファンにはたまらない内容となっている。
美しいその街は、一夜で崩壊した——。第二次大戦末期、ドイツ一の文化と芸術を誇り“エルベのフィレンツェ”と讃えられた美しい街・ドレスデンは、イギリス軍による大規模な空爆によって、一夜にして無惨な廃墟へと変わり果てた。この史実を本格的に映画化した初の作品『ドレスデン、運命の日』のプロモーションのため、1月31日に監督のローランド・ズゾ・リヒターが来日した。
2007年最初のNEWSアクセスランキング、第1位は地球温暖化を問題提起するエコドキュメンタリー『不都合な真実』を紹介するコラムがランクイン。暖冬の日本だからこそ、温暖化問題は他人事ではないと改めて認識させられているのかもしれない。本年度アカデミー賞には長編ドキュメンタリー賞とオリジナル歌曲賞の2部門にノミネートされているので、こちらも注目だ。
北野武監督の第13作目『監督・ばんざい!』が完成し、6月に全国公開されることが決定した。撮影は昨秋、約2ヶ月にわたって全編ロケで行われ、フランスでのロケも敢行された。“笑い”と“映画賛歌”をモチーフに、ホラー、恋愛、時代劇、さらにはSFなど多様なジャンルを網羅し、小津テイストまでも取り入れた内容に仕上がっているという。
今昔三つ葉は二つ目の落語家。しかし、なかなか腕が上がらず真打ちへの道は遠い。そんな悩める彼のもとに「話し方を、落語を習いたい」と集まってきたワケありな3人の変わり者。彼らに落語を教えることになったはいいがこの3人、顔を合わせれば喧嘩ばかり。あれこれと苦労の尽きない三つ葉だが彼にも噺家としての転機が訪れて…。
2月8日より開催される第57回ベルリン国際映画祭。「特別招待作品/ベルリナーレ・スペシャル」に、唯一の日本映画として蜷川実花監督デビュー作品『さくらん』が選定され、大きな話題を呼んだのは記憶に新しいところ。そんな矢先、『さくらん』のワールドプレミアが行われる9日の翌日より、現地・ベルリンにて蜷川実花の写真展が開催されることが急遽決定。「蜷川実花“さくらん”写真展」(mika ninagawa“SAKURAN”photoexhibition in berlin)と称して2月10日〜18日の間、ベルリンにある美術ギャラリー「Arndt & Partner Berlin」にて現地にいるドイツの人々はもとより、映画祭に集まる多くの世界の映画人の目に『さくらん』の世界が触れることとなった。
『ブロークバック・マウンテン』で2005年のヴェネチア国際映画祭の金獅子賞を受賞し、昨年のアカデミー賞でも同作で監督賞に輝いたアン・リー監督。そのアン・リーの最新作『ラスト、コーション/色・戒(仮題)』(原題:Lust,Caution/色・戒)をワイズポリシー、ビクターエンタテインメントが配給権を獲得、2008年正月に日本公開を目指すことが発表された。
昨年、プロ野球の日本ハムファイターズを44年ぶりの日本一に導き、惜しまれつつ引退した新庄剛志が2007年に連続公開されるジェリー・ブラッカイマー製作3作品の応援プロジェクトの総合プロデューサーに就任することが決まった。このプロジェクトで新庄さんが応援するのは『デジャヴ』、『パイレーツ・オブ・カリビアン/ワールド・エンド』そして『ナショナル・トレジャー2』の3作品。現役時代からさまざまな工夫を凝らし、プロ野球の盛り上げに貢献してきた実績を買われての就任となった。
昨年のカンヌ国際映画祭の「ある視点」部門のオープニングを飾り、話題をさらった『パリ、ジュテーム』。本作の公開初日が3月3日(土)に決定した。
ロバート・F・ケネディ上院議員が暗殺された夜を舞台に、LAアンバサダーホテルにいた22人の姿を豪華キャストで描いた『ボビー』の日本公開初日が2月24日(土)に決定した。