2002年に公開され全米で大ヒットを遂げた、リュック・ベッソン脚本の『トランスポーター』。元特殊部隊員であるプロの運び屋フランク・マーティンを演じた、ジェイスン・ステイサムは一気に新世代のアクション・スターとなった。その続編である『トランスポーター2』の公開を前に来日したジェイスンに、今の気持ちを聞いてみた。
『ジャンヌ・ダルク』('99)以降、監督業を離れ『TAXi』('97)や『トランスポーター』('02)などプロデューサーとして数多くの作品を手掛けてきリュック・ベッソンが、6年の沈黙を破って監督に復活した! 構想10年、監督10作目に描かれるのは“純粋な愛”をテーマに据えたラブ・ストーリー『アンジェラ』。そして、『レオン』('93)のナタリー・ポートマン、『ジャンヌ・ダルク』のミラ・ジョヴォヴィッチに続くベッソン・ミューズに選ばれたのは、GUCCI専属のスーパーモデルとして活躍するリー・ラスムッセンだ。
2004年、タイから上陸したアクション大作『マッハ!』で一大旋風を巻き起こしたトニー・ジャー。それから2年、CGなし、スタントなし、ワイヤーなしというこだわりは変えずに、よりスケールアップしたトニーが帰ってきた。最新作『トム・ヤム・クン!』で彼が演じるのは、愛する象を取り戻すためにチャイニーズ・マフィアと対決する純朴な青年。公開を控えて来日したトニーに突撃した。
3人の高校生の“一生を変えるひと夏”を描いた青春映画『キャッチ ア ウェーブ』。現役高校生の豊田和真が高1の夏に書いたという同名小説の映画化だ。主演の三浦春馬、共演の木村了、濱田岳に映画の魅力をインタビューした。
『シン・レッド・ライン』から7年、巨匠テレンス・マリックが挑んだ最新作はポカホンタスの伝説を描いた『ニュー・ワールド』だ。ストーリーはディズニー映画で日本でも知られている、イギリスからやってきた冒険家ジョン・スミスと先住民ポカホンタスの愛の物語。そのポカホンタス役に見事抜擢されたのが、15歳の新人クオリアンカ・キルヒャーだ。
『エレファント』で銃社会アメリカにおける死を描いたガス・ヴァン・サント監督が、1994年に命を絶ったニルヴァーナのボーカル、カート・コバーンに捧げた美しき映像叙事詩『ラストデイズ』。本作でカートの分身ともいえるミュージシャン、ブレイク役に抜擢された24歳のマイケル・ピットがインタビューに応じてくれた。
第78回アカデミー賞で助演男優賞、脚色賞にノミネートされたデイヴィッド・クローネンバーグ監督の『ヒストリー・オブ・バイオレンス』。惜しくも受賞は逃したものの、作品の質に変わりはない。ヴィゴ・モーテンセン演じる隠された夫の過去と対面する妻の苦悩を演じたのは、「ER」の女医役でも有名なマリア・ベロだ。来日前にアメリカの雑誌で“東京お買い物特集”をチェックしてきたというお買い物好きのマリア。この日は買ったばかり40年代のヴィンテージのワンピースをキュートに着こなしてのインタビューとなった。
「お母さんは、奇跡でも起きない限り目覚めない」−−。昏睡状態で入院中の母を救うために、少年ラルフは医者の言葉を信じて、自ら奇跡を起こすことを決断する。その“奇跡”とは、14歳の彼がかの有名なボストンマラソンで優勝すること。誰も相手にしないようなこの無謀な目標に向かって、ラルフはひたむきに走り続ける。奇跡を信じて…。
17歳のユウとヨースケ。お互い惹かれあいながらもすれちがい、そして17年後、お互い34歳になって偶然東京で再会する。誰もが胸にしまっている、あの時言えなかったことば。『好きだ、』は17年越しのゆれる想いを静かに、美しい映像でとらえている。本作の監督をつとめるのは『tokyo.sora』で注目を集めた石川寛だ。
1980年代、中南米エルサルバドルは激しい内戦に包まれていた。少年時代をこの内戦下で過ごし、14歳の時にアメリカに亡命した新人俳優、オスカー・トレスはこの体験をひとつの脚本としてまとめ、ハリウッドで活躍する、同じく中南米出身の監督、ルイス・マンドーキに自ら売り込んだ。こうして『イノセント・ボイス 12歳の戦場』が誕生した。公開を控えて来日をしたルイス・マンドーキ監督、そしてオースカー・トレスに映画について伺った。
韓国の恋愛映画といえば、悲劇的なメロドラマを想像する人も多いと思うが、中にはキュートなラブストーリーもある。『小さな恋のステップ』はそんな、思わずクスッと笑ってしまうような、ちょっと不思議なラブコメディ。主演は『シルミド』で一躍スターにのぼりつめた人気俳優、チョン・ジェヨンだ。
バレエに目ざめる少年を描いた『リトル・ダンサー』の主人公、ビリー・エリオット役で一躍有名になったジェイミー・ベル。現在19歳の青年に成長した彼の最新作が『ディア・ウェンディ』だ。本作は『ダンサー・イン・ザ・ダーク』や『ドッグヴィル』など、人間の本性をさらけ出すような独特の作風で不動の地位をものにした奇才、ラース・フォン・トリアーが脚本を手がけた話題作である。公開を控え、監督トーマス・ヴィンターベアとともに来日したジェイミーに直撃した。
数々の人気キャラクターを送りだしてきたディズニーに、またひとり仲間が増えた。彼の名前はチキン・リトル。何をやっても失敗ばかりの小さな男の子だ。映画『チキン・リトル』はエイリアンに連れ去られた友達の救出にチキン・リトルが大活躍する、心温まるアドベンチャー・ファンタジーである。どんなにくじけても決してあきらめない根性と愛らしいルックスで、すでに大勢のファンのハートをつかんでいるチキン・リトルの魅力を、来日したランディ・フルマー プロデューサーにうかがった。