小さな港町に暮らす少年・花田一路はトラックと衝突する交通事故を境に、“幽霊が見える”不思議な能力が身についていた…! 次々と登場する幽霊たちが気づかせてくれる“家族の絆”をテーマにした、心温まるファンタジー『花田少年史花田少年史 幽霊と秘密のトンネル』が今夏公開される。同名ロングセラーコミックを映画化し、話題の本作。主人公・一路を演じる注目の子役、須賀健太君に話を伺った。
『ユージュアル・サスペクツ』で助演男優賞。『アメリカン・ビューティー』で主演男優賞。わずか5年の間に、2度のオスカーを受賞しているケビン・スペイシー。性格俳優として、映画界はもとより、演劇界でも名を馳せている彼が、この夏話題の超大作『スーパーマン リターンズ』に出演している。演じるのは、スーパーマンの敵役レックス・ルーサー。意外とも思えるハリウッド超大作への出演だが、その秘密をケビン自らが忙しい来日の合間を縫って、シネマカフェに語ってくれた。
『ディープ・ブルー』や『皇帝ペンギン』など、ネイチャー・ドキュメンタリーのヒットが記憶に新しい中、また1本の真実のドラマが登場した。ロッキー山脈の大自然を舞台に、実在する狩人ノーマン・ウィンターと愛犬たちの絆を描いた『狩人と犬、最後の旅』。伝統的な狩猟方法を今でも貫き続ける“最後の狩人”、ノーマンは私たちに何を教えてくれるのか? 冒険家であり、フランスの国民的英雄でもあるニコラス・ヴェニエ監督に本作に込める想いを伺った。
待望のシリーズ第2章『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』公開を前にして、オーランド・ブルームがシネマカフェに登場! 3年たって、俳優としても成長したオーリーの魅力に迫ります。
8月5日よりシネマライズにて公開される『ハードキャンディ』。日本で起こった“オヤジ狩り”事件にインスピレーションを受けて作られたという本作で、少女ヘイリーを演じてサンダンス映画祭など各国で注目を集めたエレン・ペイジから、シネマカフェ読者へのスペシャル映像メッセージをお届けします。
俳優として、歌手として20年間トップを走り続ける香港のトップ・スター、アンディ・ラウ。香港は本よりアジア、世界とその活躍の場を広げ、映画出演はなんと100本以上! そして、役者としての不動の地位を確立した『インファナル・アフェア』シリーズの最終章『インファナル・アフェア 終極無間』の直後に彼が選んだのは、夫婦愛をテーマにしたラブストーリー『愛と死の間で』だった。「悲しいけれど希望のあるラブストーリーに惹かれた」というアンディ・ラウに映画の魅力、そして「愛」とは何かをインタビューした。
昨年のサンダンス映画際で、低予算ながらも、その巧妙なストーリーと過激な描写で、観客をあっと驚かせた1本の映画がある。日本で起こった“オヤジ狩り”事件にインスピレーションを受けて作られたという『ハードキャンディ』だ。
今や、飛ぶ鳥を落とす勢いで大活躍を見せるオーランド・ブルーム。大ブレイクのきっかけが、映画の歴史を塗り替えたとも言われるファンタジー大作『ロード・オブ・ザ・リング』3部作でのレゴラス役なら、世界中の女性たちからの絶大なる人気を不動のものにしたのは、『パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち』のウィル・ターナー役だろう。まだ見ぬ父親を慕いながら、愛する女性のために戦う青年。穏やかな中にも、偉大なる海賊である父から受け継いだ情熱を垣間見せた。そして、あれから3年—。
昨年、『イン・ザ・プール』『亀は意外と速く泳ぐ』が続けて公開され話題を集めた三木聡監督。実はこの2作品よりも前に初の劇場用として制作された映画があったことをご存じだろうか。それは、3人の駄目な大人の終わらない夏休みを何ともゆるく描いた『ダメジン』。三木監督の原点というべき作品でありながらも2002年に制作されたままあわやお蔵入りか!? と思われていたが、なんと3年越しについに公開! 主演は『海猿』『木更津キャッツアイ』シリーズ等、映画にドラマに活躍する佐藤隆太。彼が惚れ込んだ三木聡監督の世界観、そして脱力系、ゆる系と言われる『ダメジン』の魅力を語ってもらった。
デビュー作である『彼女をみればわかること』('99)で、5人の女性が日常で直面する痛みや孤独を描き注目を浴びたロドリゴ・ガルシア監督。最新作である『美しい人』では、9人のアメリカを代表する女優による9つの物語を作り上げた。なぜ女性ばかりを主人公に据えるのか、なぜ短編にこだわるのか、来日した監督にその心中をインタビューした。
『Mr.インクレディブル』から1年半。満を持して、ディズニー/ピクサーから最新作がやってきた。その主人公はなんと“クルマ”。『カーズ』はクルマが人間のように生活する世界を舞台に、都会育ちの人気レーサーが迷い込んだ田舎町で、忘れていた思いやりや優しさを取り戻していく様子を描いた、心あたたまるファンタジーだ。なぜピクサーアニメがこれほど世界中の人に愛されているのか? 今回もヒットとなることまちがいない本作の製作をつとめたカーラ・K・アンダーソンに話を伺い、そのヒントを探った。
またひとつ、泣ける青春ラブ・ストーリーが誕生した。太陽にあたることのできない難病XP(色素性乾皮症)と闘う、歌うことの大好きな少女の初恋を描いた『タイヨウのうた』だ。ヒロインに抜擢されたのは、昨年の月9ドラマ「不機嫌なジーン」の主題歌「Feel my soul」でデビューを飾ったシンガーソングライターのYUI。主人公・雨音薫を演じてみたいと思ったきっかけを次のように語ってくれた。
1972年に公開され、パニック映画の火付け役となった『ポセイドン・アドベンチaャー』。34年の歳月を経てこの名作のリメイクに挑んだのは、『エアフォース・ワン』(1997)、『トロイ』(2004)など、数多くのハリウッド大作を手掛けてきた巨匠ウォルフガング・ペーターゼン。高さ50メートルの波に呑み込まれ逆さまになった豪華客船の運命、極限の中で繰り広げられる人間ドラマ、21世紀の『ポセイドン』とはいったいどんな映画なのか? 来日した監督と出演のエミー・ロッサムにその面白さを直撃インタビューした。