世界中で猛威を振るうコロナウイルス。経済にも計り知れない損害をもたらしているが、その渦中でアメリカの映画業界も大打撃を被っている。終わりの見えない非常事態に不安が渦巻くハリウッドの舞台裏を現場のノウハウを活かして探ってみた。
あっという間に、冬クールの放送も終了。今日は、毎クール全ての作品をチェックしているドラマニアな筆者が選ぶ「勝手にベスト3」をランキング形式でご紹介していきましょう。
今年でデビュー10周年。文字通り老若男女、幅広い世代からの支持を集め、実力を兼ね備えた国民的女優のひとりとなった有村さんに、いま改めて迫った。
新型コロナウイルスの影響で、テレワークや休校になった方も多いはず。家にいる機会が増えた今、そして不安な感情がなかなか消えない今、少しでも充実した時間になれば…という願いを込めて、Netflixで視聴できるオススメの力作を5本紹介したい。
最終盤の冬ドラマで存在感を発揮する、「なんだか気になる」「いい味出してる」脇キャラたちに注目。
強烈な胸キュンストーリーはもちろん、医療ドラマを通じて登場人物の成長もつぶさに描く「恋つづ」では、早くも“天堂ロス”の声が。そして、“魔王”天堂を好演する佐藤健にも「佐藤健の沼にどっぷり」という人が世代を超えて増殖中だ。
3月8日は国連が定めた「国際女性デー」。映画界では、いま、女性たちの“連帯”=シスターフッドを描く作品がひと際注目を集めている。
窪田正孝×三池崇史監督『初恋』に、新型コロナウィルスを吹き飛ばすかのような熱い絶賛の声が止まらない。とりわけ「ベッキーがヤバい」「染谷くんがいいキャラ」といったキャスト陣の濃さやバイオレンス描写にも注目が集まっている。
《text:宇野維正》「アアアアアアアアアアアアアアア」。アリ・アスターの作品からは、他のどんなスリラー映画やホラー映画の叫び声とも違う、同じ音階のまま異様に長く引き伸ばされた、この世のものとは思えないような絶望の叫びが聞こえてくる。
競合が増えNetflixは業界をパイオニアとして牽引しながらも、今後は「正念場」としてのフェーズを迎えることは濃厚だ。Netflixだからこそできる新たな創作は、北米に留まらず今後新しいファンを獲得するためにも不可欠だ。
《text:宇野維正》2018年の7月、パリの市民は眠れない2日間を過ごしていた。毎年盛大な式典がおこなわれ、エッフェル塔がそびえる夜空に花火が打ち上げられる革命記念日の7月14日。
「グッドモーニング、エンジェルズ」「グッドモーニング、チャーリー」。スピーカー越しに交わされる、この“お約束”の会話に思わず胸が高鳴る人は多いはず。
第92回アカデミー賞授賞式が2月10日(日本時間)、米ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催され、『パラサイト 半地下の家族』(ポン・ジュノ監督)が作品賞に輝いた。韓国映画が同賞を受賞するのは初めてとなる。