なんとも不思議な感覚に満ちた映像のラッシュにKO寸前だ。『ブレードランナー』の原作者、フィリップ・K・ディックが手がけた近未来が舞台のドラッグ・ストーリー。新種の薬物“D”の中毒者たちの数奇な運命を描いているのだが、実写ともアニメともつかない、登場人物の異質な肌ざわりがクセになりそうな映像は、おそらく大きな反響を呼ぶだろう。
経験者ならご存知でしょうが、ダンスというものは、優雅な見た目と違い、かなりハードなものです。私も元バレリーナ(信じるも信じないもご自由に…)。そのことを重々承知しております。そこで、今回の「おじさんアクション」の題目はダンス。しかも、熟年ムードたっぷり漂うタンゴでございます。
映画祭に行く人の目当ては、やっぱりスターである。アジア最大の映画祭、釜山国際映画祭には、いまやアジア映画の中心になっちゃった韓国映画界のスターはもちろん、アジア中のスターたちがザクザクやってくる。会期中の10日間、彼らは小さな町のそこら中で舞台挨拶やら野外イベントやら記者発表やらに登場していたりしており、当然ながらそれを追うファンやマスコミ、映画業界関係者もわんさかと押し寄せて、そりゃもー文字通りのお祭り騒ぎである。
大切なものは失って初めて気が付く。そうやって失うことの切なさ、辛さを知り、人はいつか幸せを手にする──。『Love Letter』、『スワロウテイル』、『花とアリス』など、誰にも真似できない世界観を描いてきた岩井俊二が、はじめてプロデュースしたこの『虹の女神 Rainbow Song』もまた、大切な人を失ったときに人は何を思うのかをテーマにした青春と恋の物語。
人気シリーズもいよいよ完結!? 3年ぶりにキャッツのメンバーが帰ってきました。ラストを飾るにふさわしい、笑えて泣けるクドカンワールドが繰り広げられます! ぶっさんが死んでバラバラになったメンバーの唯一の心残り。それはぶっさんにちゃんと“ばいばい”ができなかったこと。そんなある日、市役所勤めをしているバンビが、どこからともなく聞こえてきたぶっさんの声を耳にします。「それを作れば彼は来る」。バンビは早速、アニ、マスター、そしてうっちーといっしょにその声のナゾを探るのですが…。
最近は、食もすっかりファッショナブルになってきました。特に私が大好きなのは、アメリカを中心に人気を博しているカップケーキ。カップ1杯分程度の小さなケーキの表面を舞台に、デザイン性豊かでアート感覚いっぱいの世界が展開。目の前にすると、食べるのがもったいなくなるような可愛らしさに興奮しすぎて、失神寸前のような状態にすらなる私。これ、大げさではありません。
映画祭ブログを読んでくださった方は、ご存知かもしれないが、先月、トロント映画祭の期間中に通常の映画館に立ち寄った。もちろん、映画祭の間でも普通の映画はやっているわけで、それは東京国際映画祭の期間中に、参加していない映画館がやっているのと同じことである。
「この人って、アクション・スターだったっけ?」と勘違いするほどに近年、派手なアクションを披露することが多いサミュエル・L・ジャクソン。『スター・ウォーズ エピソード3/シスの復讐』では、ダース・シディアスとの手に汗握るライトセーバー対決、そしてダース・ベイダーになる一歩手前のアナキン・スカイウォーカーにまんまと裏切られ、空高く吹き飛ばされる渾身のアクションが、今も心に残ります。
トム・クルーズ、ブラット・ピットなど美貌と演技力を兼ね備えた俳優たちは、ある日その美しさを封じようとする。それは、表面ではなく中身を見て欲しいという願いでもあるのだろう。そして、『ロード・オブ・ザ・リング』や『パイレーツ・オブ・カリビアン』シリーズで一気に人気俳優の地位を確立したオーランド・ブルームもまたそのひとり。
日本に馴染みある韓国映画のリメイクながら、興行ランキングでかなり健闘している『イルマーレ』。やはり、キアヌ&サンドラのコンビの成せる業かも。
最近、我が家に届く試写状のなかに、中年男性が派手なアクションを展開する(であろう)映画のものが数多く目に付きます。ハリウッド映画でも、ここ最近、『ザ・センチネル/陰謀の星条旗』(キーファー・サザーランド&マイケル・ダグラスのサスペンス)、『16ブロック』(ブルース・ウィリスの刑事もの)『沈黙の傭兵』(もちろんスティーブン・セガールの沈黙シリーズ)、『世界最速のインディアン』(アンソニー・ホプキンスのバイク映画)などなど、“おじさんアクション映画”が増加中。もともと、アクション映画は多いけれど、それにしてもこの年末から来年にかけて、目白押し。特におじさんが主人公というものが。これは、映画界からのおじさん応援歌なのでしょうか。
今週の日曜日に行われるF1日本グランプリ。鈴鹿での最後のレースということで、盛り上がっているわけですが、今週の月曜日、レッドブル(「レッドブル、翼をさずける」のCMで有名なエナジードリンク)が持つチームのパーティを覗いてきました。和風庭園が外人好み(?)の八芳園に、国内外のゲスト(日本のスポーツ選手らの姿も…)が集まって、チームのドライバーや関係者たちを囲みました。
いよいよ10月。今年もまた、ピンクリボンキャンペーンが本格的に始まりました。7日に東京、21日に神戸、29日に仙台で行われる「スマイル ウォーク」をはじめ、各地の名所をピンクでライトアップしたり、チャリティグッズの販売したり、乳がんについての知識を広めようと、今年も様々な企画がもりもりです。