初めてインド映画を観たのは1999年の初夏だったと思う。『ムトゥ踊るマハラジャ』という日本でもヒットしたインド映画である。当時、僕は女性ファッション誌の編集長をしていた。生きることの意味だとか、踊ることの意味だとか唄うことの意味だとか考えるのではなく、ただ単に唄って踊りまくるインド映画の楽しさに完全にやられ、映画担当の編集者が持ってきたアート系の映画を押しのけて、映画ページの第一特集にしてしまった。映画はアートじゃなくて、娯楽なんだと改めて教えてもらった映画だった。その雑誌は全く売れず、営業サイドから、内容に問題があると、いろいろダメ出しをくらった。インド映画を特集に持ってきたことにも話題が飛んだ。
今年はやたらと“カンフー”にちなんだ映画が多い。2007年東京国際映画祭の特別招待作品としてワールド・プレミア上映された『カンフーくん』、柴咲コウ主演の日本映画『少林少女』、ジェイ・チョウ主演の香港映画『カンフーダンク』、米アニメーションの『カンフー・パンダ』…これから夏にかけて立て続けに4作が公開というから驚きだ。8月に開催される北京五輪の影響も当然あるのだろうけれど、ドンパチだらけの派手なアクションに少々飽きてしまった現代人にとっては「武器はおのれの身ひとつ」という本物のアクションに興味が湧くのも妙に納得だったり!? というわけで“カンフー年”の第一発目となる『カンフーくん』は話題的にも絶対に見逃せない!
みなさん、こんにちは! ここL.A.も、徐々に暖かくなってきましたよ…むしろ、暑いくらいです! 日本のみなさんにとっては、そろそろお花見の季節ですよね。うらやましい! 私の代わりに花見酒を楽しんでくださいね。
週末はいかがでしたか? 私はサンタモニカの方までハイキングに行ってきましたが、息をのむような美しさでしたよ! きれいな景色でしょう? L.A.に住んでいる人、もしくは旅行に来た人はぜひ行ってみてください。この景色に圧倒されること、間違いありません。(この写真はiPhoneで撮影してみました!)
シネマカフェのコラムでもおなじみの米TVドラマ「グレイズ・アナトミー」。このドラマを機に人気者となったキャサリン・ハイグルが、主演を務めているのがこの初夏、女の子の間で大いに話題になりそうな『幸せになるための27のドレス』です。
さあ、いよいよ春到来ですね! 東京の友達からも、暖かくなってきたと連絡がきましたよ! ようやく、ですね。さて、まずはマドンナの話題からです。彼女がついにロックの殿堂入りを果たしましたね。“マテリアル・ガール”マドンナにとっては、本当に感動的な夜だったに違いありません。当日の夜は、ジャスティン・ティンバーレイクがマドンナがいかにエンターテイメント業界に影響を与えたか、どれだけ若い女の子たちが彼女に憧れているか(それはジャスティンいわく、彼が過去にデートした女の子たちも含めて!)をスピーチしました。
韓国で大ヒットした群像劇「コーヒープリンス1号店」の第2回目は主人公のコ・ウンチャンとチェ・ハンギョルを演じているユン・ウネとコン・ユを紹介します。
人生における出会いというのは、何も人同士に限ったことではありません。人と仕事、人と物、そして人と犬。犬バカの私にしてみれば、愛犬との出会いは人生最高の出来事の一つに数えられます。
『LOVERS』('04)、『ウィンター・ソング』('05)、『傷だらけの男たち』('06)など海外作品への出演が続いていた金城武が6年ぶりに日本映画に帰ってきた。しかも“死神”役で!
まずは、ヴィクトリア・ベッカムの近況です。彼女はまたテレビに出たくてたまらないようなんです。彼女は「PROJECT RUNWAY」という全米で大人気のリアリティ番組で、審査員として出演したばかり。この番組は、ヴィクトリアの親友でもあるスーパーモデルのハイディ・クラムがホストなのですが、ヴィクトリア自身もファッション改造番組のホストをするといううわさもありますよ。
ウォン・カーウァイ監督、ノラ・ジョーンズ主演で話題の本作は、失恋から立ち直れないでいる女性を主人公にしたラブストーリー。ノラ・ジョーンズ演じるヒロイン、エリザベスは、恋人の心変わりが原因で失恋。ひょんなことから、恋人だった男の家の近くにあるカフェに毎晩出入りするようになる。そのカフェのオーナー、ジェレミーは優しい男性で、彼はエリザベスのためにブルーベリー・パイを用意してくれるように。けれど、失恋によって心をすっかり痛めてしまったエリザベスは、ジェレミーとの距離が近づくことに不安を覚え始める。
アニメの世界に暮らしていたプリンセスが、意地悪な女王の策略で実写世界のニューヨークへ追いやられてしまう…。この奇想天外なオープニングにワクワクさせられ、一気に物語に引き込まれてしまう。
少しずつ暖かくなってきて、春はもうすぐそこですね。そんな季節にピッタリのラブストーリー、「コーヒープリンス1号店」を4回に分けてご紹介します。韓国ドラマを紹介するのは初めてですが、韓流ドラマファンのみならず楽しめる群像ドラマです。