ティモシー・シャラメ主演映画『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』の特報映像、ティザービジュアルが公開された。
到着した映像では、何も持たない一人の青年がN.Y.の街にたどり着き、街をさまよい歩くシーンからスタート。淋しげな背中を見せていた彼が、一転して光に包まれ、ギター一本で聴衆を引きつける歌声を響かせていく。
歌っているのは、ボブ・ディランの「はげしい雨が降る」。2016年のボブ・ディランのノーベル賞受賞式では、パティ・スミスが途中で感極まりながらも歌い切り、多くの人が涙した名曲。
本作で彼のビジュアル、声、パフォーマンスなど、徹底的に研究し、見事に体現しているティモシー・シャラメは、全てのシーンで自身の歌声を披露している。
また映像では、「フリーホイーリン・ボブ・ディラン」のアルバムジャケットで知られる、当時の恋人スージー・ロトロにインスパイアされたシルヴィー(エル・ファニング)との恋、次第にボブ・ディランと歌をわかち合うことになる「フォークの女神」ジョーン・バエズ(モニカ・バルバロ)、まだ無名だったボブ・ディランの才能を見抜き、ミュージシャンとしての道を先導した偉大なフォーク・シンガー、ピート・シーガー(エドワード・ノートン)の姿も観られる。
『名もなき者/A COMPLETE UNKNOWN』は2025年2月、全国にて公開予定。