「アンパンマン」の原作者・やなせたかしと小松暢の夫婦をモデルにした、2025年春放送の連続テレビ小説「あんぱん」が高知ロケでクランクイン。夫妻を演じる今田美桜、北村匠海からコメントが到着した。
本作は、やなせたかしと小松暢夫婦をモデルに、生きる意味も失っていた苦悩の日々と、それでも夢を忘れなかった2人の人生に寄り添い、2人があらゆる荒波を乗り越え、逆転しない正義を体現した「アンパンマン」にたどり着くまでを描く愛と勇気の物語。
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主人公・朝田のぶを演じる今田と、のぶの夫・柳井嵩を演じる北村は、9月8日にクランクインを迎え、高知で撮影された場面写真とともに心境を語ったコメントが到着した。
今田美桜、「高知の皆さんが心地よく迎え入れてくださった」
今田は、「クランクイン初日はいつも少しソワソワして緊張するんですが、今回は不思議とあまり緊張せずリラックスして撮影に入ることができました。それはなんといってもスタッフの皆さん、そして高知の皆さんが心地よく迎え入れてくださったからです」と感謝のコメント。
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「走るシーンから撮影は始まりましたが、『いだてんおのぶ』のまま撮影に臨むことができました。とても楽しい高知での撮影でした」と語り、「川沿いや海でも撮影を行いましたが、このような大自然のもとできっと暢さんとたかしさんは過ごしてきたんだと思いをはせました。これからも撮影は続きますが、ぜひ放送を楽しみにしていただけたらうれしいです」と語った。
北村匠海、応援を肌で感じ「しっかりと作品で返せるように」
また、北村も「高知で撮影を行ったことが、より一層『あんぱん』の世界観に僕たちを引き込んでくれたと感じるほど、ものすごくいい経験でした。これから僕たちは、さらに役を掘り下げてなじませたり、いろんな会話をしたりしながら進んでいきますが、まず最初に高知で撮影を始められたことがすごく良かったと思います」と高知でのロケに手応えをのぞかせる。
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「高知は本当にご飯がおいしくて、この大自然の中で住んでいる人や動物、植物などすべてがのびのびとしている、とてもいい空気の土地だと感じました」と話し、「現地の方の『あんぱん』への応援も肌で感じましたので、しっかりと作品で返せるようにこれから約1年間の撮影頑張ります」と、意気込みを新たにしていた。
連続テレビ小説「あんぱん」は2025年春、NHKにて放送予定。