9月11日(水)放送の番組「クローズアップ現代」では、ハリウッドで製作された真田広之プロデュース・主演ドラマ「SHOGUN-将軍-」を特集する。
エミー賞において、ドラマシリーズ部門で主要部門を含む最多の25ノミネートを果たした本作。日本人も史上最多となる11名が各賞の候補に名を連ね、主演男優賞(真田)、主演女優賞(アンナ・サワイ)、助演男優賞(浅野忠信、平岳大)ほか、日本人俳優の歴史的快挙への期待が高まっている。

この背景には、白人以外の役柄に白人俳優を配役する“ホワイトウォッシング”への批判を受けたハリウッドが、多様性重視へと舵を切ったことにある。本作は、世界からどう受け止められたのか、ハリウッドの変容は日本のエンタメ界にどんな影響をもたらすのか。

番組は、プロデューサーや脚本担当など、ヒットを生んだキーパーソン、さらにはアンナ・サワイへの独占インタビューを行った。

インタビューの中でアンナ・サワイは、今作のの画期的なところについて「プロデューサーに真田広之さん、宮川絵里子さんという日本人がいること」と話し、「正しい情報を海外のクルーに伝えて、みんなでコラボレーションするというのが、私の経験では初めてでしたので、すごくよかったと思います。ショーランナー(=現場責任者)のジャスティンとレイチェルは、自分の作品だからあまり変えたくないと考えるのが当然だと思うのですが、そこは日本人のクルーに任せます、よりよく作品を仕上げましょうという、その心の在り方が素晴らしかった」とふり返っている。
クローズアップ現代「SHOGUN ヒットの理由~JAPAN コンテンツ新時代~」は9月11日(水)19時30分~NHKにて放送、9月18日(水)までNHKプラスにて見逃し配信。
¥1,034
(価格・在庫状況は記事公開時点のものです)