韓国で動員1,000万人を突破、興行収入100億円超えを記録するメガヒット作となった『犯罪都市 NO WAY OUT』ジャパンプレミアが2月14日に行われ、公式初来日となったマ・ドンソクと、青木崇高、國村隼、イ・サンヨン監督が登壇した。
都内映画館には約500人のファンが詰めかけ、満席となった会場から愛称の「マブリー!」の黄色い声援を受けて登壇したマ・ドンソク。お馴染みの愛らしい指ハートを客席に向けて何度も放ち、集まった観客を歓喜させた。
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マ・ドンソク「ストレスが溜まっている人は観て」
最強の“怪物刑事”マ・ソクトを演じたマ・ドンソクは、これが初の公式来日。「この作品は爽快アクション!もしストレスが溜まっている人がいたらこの作品を観てほしいですね!」とファンに呼び掛け、「私が大好きかつ尊敬している青木さんや國村さんと、このように日本で再会できてとっても嬉しいです」と青木さんと國村さんに最大の敬意を払っていた。
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シリーズ初のグローバル・ヴィラン“ヤクザの解決屋”リキを演じた青木さんは、「みなさんは本当にラッキーです!マブリーが目の前にいらっしゃるわけですからね!今日のために来日してくれましたよ!」と観客を煽り、場内のボルテージをさらに高めていく。
マ・ドンソクからのラブコールに応えてヤクザの組長・一条親分としてカメオ出演した國村さんは「ちょっとビックリしました。ここは東京?ソウルなのか?」と言うほどの歓迎ぶりと盛り上がりを見せる会場に満面の笑みを浮かべ、「自分も大好きなシリーズで、マさんから『一緒にやろう!』と言われて、本当に楽しい思いでやらせてもらいました」と笑顔で報告。
イ・サンヨン監督は「このように日本に来ることが出来て光栄です。この作品を日本の皆さんにどのように見てもらえるのか? 緊張しつつも期待をしています」と観客に向け語った。
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「國村さんが登場するたびに戦慄が走ります」
主演をつとめつつ製作にも携わるマ・ドンソクは、「私はこの『犯罪都市』シリーズを小さい部屋に籠って一人で考え、8作目くらいまでの企画を立てました。ストーリーは本物の刑事や本物のプロファイラーと話し合いながら、実際にあった事件をベースに作りました」と明かし、「シリーズを通して少しずつ海外のヴィランが登場しますが、さらなるシリーズ化も考えているのでこれからも新しいヴィランの登場に期待していてください!」と『犯罪都市』シリーズ長寿化に言及。
今回、自身の念願叶っての出演となった國村さんについては「國村さんが登場するたびに戦慄が走りますよ」と予告。その國村さんは「このシリーズは1から見ていて大好きなシリーズでもあったので、マさんから声をかけてもらった時は本当に嬉しかった。そしてマさんと一緒に出来るという事も嬉しかったです」と改めて目じりを下げていた。
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本作出演に当たり『るろうに剣心』のアクションチームとアクショントレーニングを行ったという青木さん。オファーを受けた当時をふり返り、「オファーを受けた10秒後にマネジャーとハイタッチ!同時にカッコ悪いアクションは見せられないぞと思って、『るろうに剣心』のアクションチームとトレーニングを重ねました」と言う。
「マさんは『現場で足りないものがあれば言ってほしい』と気を配ってくれて、普段とは違う撮影環境ではありましたが、緊張もなくリラックスすることが出来たのはマさんをはじめ、韓国チームのお陰」と感謝。これにマ・ドンソクも「青木さんは出演する作品ごとに違った顔を見せていて、私はその演技が大好きでした。なので本作に青木さんが登場した瞬間、この映画は完成したぞ!とすら思いました。それほど素晴らしかった」と絶賛していた。
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イベント後半にはこの日がバレンタインデーということにちなんで、事前に当選した観客を対象に登壇者とハイタッチ&チョコレートプレゼント会も実施。マ・ドンソク自らの提案でイベント中の観客の写真撮影を許可し、トークの合間には観客へポーズや目線を送るなど、ファンを大切に想う彼ならではのファンサービスの数々に、終始歓声が絶えないジャパンプレミアに。
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最後にマ・ドンソクは「痛快なアクションが出てきますので、この映画を観て爽やかにストレスを解消してくださいね。さらにユーモアもちりばめられているので、最後まで楽しんで本作を堪能してください」と集まった観客に満面スマイルでアピールしていた。
『犯罪都市 NO WAY OUT』は2月23日(金・祝)より新宿ピカデリー、グランドシネマサンシャイン池袋ほか全国にて公開。