マ・ドンソク主演、青木崇高とイ・ジュニョクをヴィランに迎えた最新作『犯罪都市 NO WAY OUT』がついに日本上陸、2月23日(金・祝)より公開される。本国では前作『犯罪都市 THE ROUNDUP』に続いて動員1,000万人を突破し、韓国映画を代表する国民的シリーズとなった『犯罪都市』シリーズ。
今回は怪物刑事マ・ソクトたちの激闘をふり返るとともに、今後の展望を語るマ・ドンソクのコメントが到着した。
マ・ドンソクの公式初来日も発表されるなど大きな盛り上がりを見せる本作。イ・ジュニョクに加え、日本から初参加となった青木崇高が演じる史上初の2TOPヴィランと対峙することになるマ・ソクト刑事だが、これまでのシリーズ作品でも数々の絶体絶命のピンチを乗り越えてきた。そんなマ・ソクトの腕っぷしひとつで解決してきた事件をプレイバック!
新たな国民的ヒーロー、マ・ソクト爆誕『犯罪都市』(2017)
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2004年ソウル。加里峰洞(カリボンドン)を拠点とする韓国マフィアと、チャン・チェン(ユン・ゲサン)率いる中国の新興勢力“黒竜組”の対立による抗争が勃発。衿川(クムチョン)署の刑事マ・ソクトと強力班の仲間たちは鎮圧のために黒竜組の掃討作戦を試みるが、事態は深刻化し三つ巴の展開へと発展していく…。
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誰からも慕われ、事件解決のためなら時に強引な手段も選ばないマ・ソクトの捜査スタイルは1作目から健在。いまやマ・ソクトの代名詞ともいえるワンパンチアクションや、黒竜組のボス、チャン・チェンの冷徹非道な悪役ぶりによって印象づけられたヴィランの存在感など、単純明快で痛快な面白さとアクションによるエンタメ性抜群な展開が観客を惹きつけた。
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韓国公開時には2週連続で興行収入ランキング1位、青少年観覧不可の映画として韓国歴代3位を記録。新たな国民的ヒーロー、マ・ソクトがここに誕生した。
もう1つの“MCU”に『犯罪都市 THE ROUNDUP』(2022)
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加里峰洞での掃討作戦から4年。国外逃亡した容疑者を引き取るためベトナムへ行くよう命じられたマ・ソクト。容疑者から怪しい気配を感じ取ったソクトと同行していたチョン・イルマン班長(チェ・グィファ)は、秘密裏に捜査に乗り出すと、やがて残忍な凶悪犯罪を重ねるカン・ヘサン(ソン・ソック)の存在にたどり着く。
だが、逮捕目前のところでイルマン班長が重傷を負わされ、ヘサンを取り逃がしてしまう。ソクトはヘサンを追って韓国へ戻り、強力班とともに凶悪犯との決着に臨む!
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マ・ソクトと強力班の仲間たちが海外にまで活躍の場を広げたシリーズ2作目。ソン・ソック演じるカン・ヘサンは韓国映画史に残る凶悪なヴィランとして圧倒的な存在感を放ち、2022年最高のヒット作に。韓国では大ヒットシリーズとして、MCU(マ・ドンソク シネマティック ユニバース)と呼ばれるほどの熱狂を巻き起こした。
シリーズ累計動員3000万人超に『犯罪都市 NO WAY OUT』(2023)
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そしてシリーズ3作目となる本作は、2作目の7年後が舞台。ソウル広域捜査隊に異動したマ・ソクトが、新種薬物事件の背後で暗躍する汚職刑事、日本から送り込まれたヤクザの刺客という2TOPヴィランと対峙する。すでに公開されている韓国では動員1000万人超え、シリーズ累計動員3000万人を突破し、興行収入は100億円を超えるメガヒットを記録。
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さらに4作目の韓国公開が今年上半期に予定、ベルリン国際映画祭ベルリナーレ・スペシャル・ガラ部門にも招待されており、勢いは増すばかり。
シリーズでプロデューサーも務めるマ・ドンソクは今後の構想について、「(「犯罪都市」シリーズは)私の人生の総合薬みたいな作品です。生涯ずっと取り組んできたボクシングと演技をかけ合わせて、マ・ソクトというキャラクターを作るのに20年がかかりました」とコメント。
「それほど毎作品ごとに全身全霊で取り組んで努力して作っています。これからも痛快さと面白さを観客に届けられるように努力していきたいです」と熱く語っている。
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『犯罪都市 NO WAY OUT』は2月23日(金)より新宿ピカデリー、グランドシネマサンシャイン 池袋ほか全国にて公開。
『犯罪都市』
・Blu-ray&DVD発売中
・発売元:ファインフィルムズ
・販売元:ハピネット・メディアマーケティング
『犯罪都市THE ROUNDUP』
・Blu-ray&DVD発売中
・発売元:株式会社HIAN
・販売元:株式会社ハピネット・メディアマーケティング