セールス・プロモーション事業やAI・映像事業を手掛けるナカチカが、アートアンドサイエンスを完全子会社化し、2024年2月1日よりアートアンドサイエンスが運営する映画館「Stranger」の運営をナカチカに移管することを発表した。
ナカチカは、2022年1月より開始した映像事業「ナカチカピクチャーズ」にて映画配給・宣伝等を強化しており、2022年度は15作品を展開してきた。その他、テレビアニメやゲームアプリのマーケティングにも関与し、高い専門性を武器に短期間で事業拡大を進めている。
昨今、映画業界において、特にミニシアター経営の厳しさと各地域での重要性について議論が高まっている。そのような状況の中、2021年9月に開業した「Stranger」もオープン以降集客において様々な課題を抱えており、今回ナカチカが100年の歴史で培ったマーケティング分野の知見と映画事業の専門性をもって事業再構築を狙うことで合意したとのことだ。