岩井俊二監督最新作『キリエのうた』のサウンドトラック「『キリエのうた』オリジナル・サウンドトラック ~路花~」の収録楽曲が公開された。
本作は、2023年6月に惜しまれながらも解散した、楽器を持たないパンクバンド「BiSH」のメンバーで、現在はソロとして活動中のアイナ・ジ・エンドが主演を務める音楽映画。映画初主演を飾るアイナさんは、主題歌を歌唱するほか、劇中曲として6曲を制作し、劇中で様々な歌を歌い圧巻のパフォーマンスを披露する。
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この度、10月18日(水)に発売される本作のサウンドトラック「『キリエのうた』オリジナル・サウンドトラック ~路花~」の収録楽曲が公開された。
Disc1は小林武史の劇伴を17曲収録。予告編でも使用されている「Christ ist erstanden(ユーデンケーニッヒ)V(Psaltery & Voice)」は、Hana Hopeがボーカルで参加。Disc2はKyrie(アイナ・ジ・エンド)や御手洗礼(七尾旅人)らが劇中で歌っている音源をそのまま収録し、大塚愛と安藤裕子は井上陽水の名曲「FUN」と「帰れない二人」をそれぞれカバーする。
また、人気声優の花澤香菜と仲村宗悟が本作に歌で参加することが明らかに。花澤さんが歌う「Attachment」はキリエとイッコ(広瀬すず)が音楽プロデューサーと会う喫茶店のBGMとして、仲村さんが歌う「Lazy」は松坂珈琲と風琴がキリエを路上フェスに誘うカフェのBGMとして使用されており、店内放送の楽曲にまで“音楽映画”としての岩井監督のこだわりを感じることができる。
花澤さん・仲村さん・大塚さん・安藤さんの楽曲と収録の様子は岩井監督のYouTubeチャンネル「岩井俊二映画祭」でも公開されている。
「『キリエのうた』オリジナル・サウンドトラック ~路花~」は10月18日(水)より発売。
『キリエのうた』は10月13日(金)より全国にて公開。