趣里がヒロインを務める2023年度後期連続テレビ小説「ブギウギ」の新キャストが発表。東京・梅丸楽劇団と音楽関係の人々が明らかになった。
本作は、大正の終わりから昭和の時代を生き、戦後、その歌声で“ブギの女王”と呼ばれるようになり、大スター歌手への階段を駆け上がっていく花田鈴子の物語。そんな鈴子が大阪から上京してきたときに出会う人々が発表された。
【東京・梅丸楽劇団(UGD)の人々】
新納慎也/演出家・松永大星
連続テレビ小説初出演
外国帰りのやり手演出家。梅丸楽劇団の旗揚げ公演を任せられる。鈴子の才能に気がつき、羽鳥(草彅剛)に紹介する。
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<コメント>
念願の朝ドラ初出演となります!オファーをいただいた時は本当に嬉しかったです。「当て書きのようだ」と言われる松永大星という演出家の役です。「まぁね、僕は演出家の一面もあるからね」と思いましたが、どうやらその当て書きの様だと言われる部分はそこではないらしい...(笑)
「ヒロインの相手役ですか?」「違いますっ!」と言われておりますが、いやはやどうなることやら?ですよ。鈴子の才能をいち早く見抜いた審美眼のある松永を、心を込めて全力で魅力的に演じたいと思います。
安井順平/梅丸楽劇団の制作部長・辛島一平
連続テレビ小説出演歴「半分、青い。」「ちむどんどん」
大阪の梅丸少女歌劇団(USK)の林部長(橋本じゅん)の後輩。いつも、大物作曲家や演出家、歌手らの間に挟まれて苦しい思いをしている。
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<コメント>
各方面から板挟みにあう中間管理職を演じます。さて、この職に求められる能力という項目を見つけました。コミュニケーション力、リーダーシップ力、人材育成力、課題解決力だそうです。残念ながら辛島部長はこれらのどれもが足りません。逆に、板挟みになりがちな人の特徴として、頼られると断れない。何事に対しても一生懸命で誠実。必要以上に相手のことを考えてしまう。辛島部長は全てに該当します...
制作部長としてはダメだけど、俳優としてはそうありたいものです。そんな辛島部長ですが、どうか愛してやってください。
小栗基裕(s**t kingz)/ダンサー・中山史郎
連続テレビ小説初出演
日本のトップダンサーの1人。タップダンスの名手。秋山(伊原六花)と組んで公演の主演を担う。
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<コメント>
初めて朝ドラに出演させていただきます。
中山史郎という寡黙なダンサーを演じました。ダンスシーンも必見です! 梅丸は個性的なキャラクターだらけですが、中山もなかなかクセ強です。笑 エンタメの世界ってクセが強い人ばかりですよね。でもそれが一周回って愛おしくなってくる。だからやめられない! 笑えて泣けて元気がもらえる、素晴らしい「ブギウギ」の世界を沢山の方に楽しんでいただけたら幸いです。
陰山泰/トランペット奏者・一井
連続テレビ小説出演歴「梅ちゃん先生」「ひよっこ」「なつぞら」
トランペット奏者で、梅丸楽劇団のバンドマスターを務める。
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<コメント>
トランペッターで楽団のバンマスという役です。去年の東京NHK制作のドラマ「アイドル」でも同じ様な役柄で出演しました。
トランペットという楽器は手強いです。
戦前戦中そして戦後にかけての、音楽にとっては厳しい状況下、鈴子ちゃんと共に演奏を続けることの葛藤と喜びを、明るく演じていくことができれば、と思っています。
今回初めてご一緒する、キュートでバイタリティー溢れる主演の趣里ちゃんとの共演は、とてもとても嬉しくて楽しみです。
【東京の音楽関係の人々】
富田望生/弟子入り志願者・小林小夜
連続テレビ小説出演歴「なつぞら」
福島出身の女性。鈴子のような歌手になるのが夢で、弟子にしてほしいと訪ねてくる。
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<コメント>
なんともコロコロッとした...愛らしい女の子を務めることになりました。
「ホント小夜ちゃんしょうがない子やわ~」と、チームの皆さまに見守られながら、ズキズキワクワクな日々を全力で駆けております。趣里さんの側でお芝居できること、この物語のヒロインの人生にお供できること、大変嬉しく、光栄です。小夜ちゃんの見つめ方で、支えとなれますよう尽力して参ります。楽しみにしててくんちぇ!
利重剛/日宝社長・大林林太郎
連続テレビ小説出演歴「やんちゃくれ」「とと姉ちゃん」「ちむどんどん」
梅丸のライバル会社・日宝の社長。鈴子の才能にほれ込む。
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<コメント>
小学生の時にラジオで「買物ブギー」を聞いてから、ずっと笠置シヅ子さんの歌声に魅了されてきました。「ヘイヘイブギー」は一番好きな歌です。僕にとって人生のテーマソングです。
その笠置さんをモデルに、大好きな足立紳さんが脚本を書き、大好きな趣里ちゃんが主演するなんて!発表を聞いた時から参加をしたくてたまりませんでした。本当に嬉しいです。どうぞよろしくお願いします。
宮本亞門/作詞家・藤村薫
連続テレビ小説初出演
破天荒な天才作詞家。羽鳥に依頼され、鈴子の新曲の作詞をする。
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<コメント>
演出家になって自分が演じることは極力避けてきました、これから演技指導がしにくくなるからです。演出家の蜷川さんが「今でも俳優時代の下手な演技を揶揄される。演出家は演技を映像で見せないほうがいい」と忠告されたのもその一因です。
でも笠置シヅ子さんの大ファンの僕は、あえてカメラの前に立ちました。笠置さんに惹かれる理由は、宮本家が同じ香川県出身であることや、母と同じ松竹歌劇団に入団していたこと、それに戦前、戦後と日本中にジャズで元気と希望を与えてくれたからです。
正直、僕のカメラ前での演技は吐きそうなくらい緊張し硬直してましたが、共演者の趣里さん・草彅剛さんらキャスト、スタッフ皆さんのお陰でリラックスできました。この番組で視聴者の皆さんが朝、前向きな一時を迎えられ、ポジティブな喜びを感じられたら幸いです。
2023年度後期 連続テレビ小説「ブギウギ」は10月2日(月)よりNHK総合ほかにて放送。