日本での興行収入が 27億6,496万円を突破し、総動員数1,535,530人を達成した『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』(1月5日時点)。この度、ゾーイ・サルダナ、シガニー・ウィーバー、スティーヴン・ラングら主要キャスト陣が、家族愛を描くキャラクターたちの“オリジン”を解説する特別映像が解禁となった。
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鑑賞した観客のSNSには、「涙が止まりませんでした」「最高の感動をありがとう」など、絶賛の声が数多くあがっている本作。
全世界では興行収入15億1655万ドル(日本円で約2001億円)を突破。2022年に公開された作品の中で全世界No.1の記録を達成し、『トップガン マーヴェリック』を抜いて早くも世界歴代興行収入のトップ10 入りを果たしている(1ドル132円換算・1月6日時点/※Box Office Mojo 調べ)。
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クオリッチら人類が再びパンドラに現れたことで神聖な森を追われ、未知なる“海の部族”の元へ身を寄せることになったジェイクとネイティリたち。映像では、神秘的なパンドラの森、本作の舞台となる美しい海、そしてそこに暮らすナヴィたちの葛藤や成長がドラマチックに映し出されていく。
ジェイク一家の養子であり、物語の鍵を握る少女・キリを演じたシガニー・ウィーバーは、プロデューサーのジョン・ランドーから“14歳の少女に向けた役作り”について聞かれると、「監督に言われた。“君の立ち振る舞いは14歳っぽいから問題ないよ”とね。多くの人の記憶にあると思うけど10代の頃は孤独感に悩むもの。キリは森の中に居場所を見いだす。植物といるほうが落ち着く」と語り、キリと同じように悩み成長した頃の記憶を参考にしながらキャラクタ ーを作り上げたという。
さらに、本作では母になったネイティリを演じたゾーイ・サルダナは「強い女性に囲まれて育ったからその経験を作品に生かせてよかった。母になった今、ネイティリを演じるのは、まさに“内なる旅”だった。いい経験になった」と、“族長の娘”であり“母親”でもあるネイティリに重なる部分があると明かした。
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今回の映像内では、親となったジェイクとネイティリが子どもたちと過ごす姿や、侵略する人類に戦士として立ち向かう勇ましい姿も見せている。さらに、前作に引き続き登場し、ジェイク一家を翻弄するクオリッチ役のスティー ヴン・ラングは「“古い考えにとらわれた視野の狭いキャラクター”それが前作のクオリッチだ。しかし、今作でナヴィに転生したことで視野が広がった」と言う。
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「任務達成に向けて猛進していた自分に疑問を抱くようになった。パンドラが彼を変えた」と、クオリッチの変化に自信を覗かせるラング。劇中では肉体の変化だけでなく、クオリッチの知られざる過去や心情の変化も描かれているが、侵略を目論むクオリッチたちに追われるジェイク一家の行く末はどうなるのか。愛する家族のためにジェイクやネイティリらが熾烈な戦いに身を投じていく姿は、心揺さぶられること間違いなしだ。
『アバター:ウェイ・オブ・ウォーター』は全国にて公開。