アンバー・ハードが、ジョニー・デップとの名誉棄損裁判で和解したことをインスタグラムで発表した。アンバーにとって「非常に難しい決断だった」という。
4ページにもわたる長文レターの中で、アンバーは様々な感情を吐露しており、和解について「決して私がこれを選んだわけではないということを伝えたい」とつづっている。「私は自分の真実を守り、そうすることでかつての私の人生が破壊された」とSNSで受けた誹謗中傷に苦言。「自分が納得できる条件で解放される機会を得た」と和解に至った説明をしている。しかし、「私は何も認めていないし、譲歩したわけでもない」と主張する姿勢も崩さない。
その後も「アメリカの司法制度を信用できなくなった」「女性が真実を語るのにいじめや破産の危機にさらされるべきではない」と怒りをにじませたアンバー。今後は離婚後に癒してくれた仕事にますます打ち込んでいきたいとのこと。そうするための「自由を選んだ」という。最後に、支えてくれた人たちに感謝を述べた。
一方、ジョニー側は和解について弁護士を通じて声明を発表。ジョニーは「真実を明るみに出すことを最優先にしていた」といい、「つらかったこのチャプターを正式に終わらせることができてうれしい」と喜んだ。また、和解金としてアンバーから受け取った100万ドルを、チャリティーに寄付すること約束した。