主演映画『Everything Everywhere All at Once』(原題)が大ヒット、AFI(アメリカン・フィルム・インスティチュート)が映画芸術への優れた貢献を称え、アジア人アーティストとして初めてとなる名誉学位(名誉美術博士号)を授与されるなど、今年は活躍ぶりが際立っているミシェル・ヨー。
この度、新たにトロント国際映画祭(TIFF)から「TIFF・シェア・ハー・ジャーニー・グラウンドブレイカー賞」が授与されることが明らかになった。
TIFFのCEOキャメロン・ベイリー氏が「ミシェル・ヨーは、グラウンドブレイキング(意:革新的な)を定義づける人です。彼女の作品は大陸、ジャンル、数十年の年月にわたって展開されてきました。今年、彼女は『Everything Everywhere All at Once』で無限の実力を見せてくれました。私たちは彼女にシェア・ハー・ジャーニー・グラウンドブレイカー賞を授与することを大変光栄に思っています」と公式HPで発表した。
同賞は「ブルガリ(BVLGARI)」によって贈られるもので、映画界をリードし、キャリアを通じて女性にポジティブな影響を与えている女性を表彰。今年創設され、ミシェルが初の受賞者となる。
ミシェルは12月に行われるサンタ・バーバラ国際映画祭で、カーク・ダグラス賞を受賞することも決定している。