ソル・ギョング、イ・ソンギュン初共演の話題作『キングメーカー 大統領を作った男』よりインタビュー映像が到着した。
>>『キングメーカー 大統領を作った男』あらすじ&キャストはこちら
日本とも縁の深い第15代韓国大統領、金大中(キム・デジュン)と彼の選挙参謀だった厳昌録(オム・チャンノク)の実話を基にした本作。
この度、意外にも本作で初共演となったソル・ギョングとイ・ソンギュン、それぞれが本作の見どころや、互いの印象などを語ったインタビュー映像が解禁となった。
ソル・ギョングは本作について「選挙戦に臨み、世の中を変えようとした2人の男の物語です。彼らの協力関係は後にライバル関係に変わっていきます」と言い、「ビョン監督のスタイルで、昔の話もスタイリッシュに撮れば違った面白さになるという期待がありました」と語る。
また演じたキム・ウンボムについては「政治家で政治の現場を変えたいという大義名分と大きな夢を持った男」と説明し、「最後まで自分が信じる大儀を守り、何というか、違う世の中を夢見るところがあります。そこが強烈でした」と一番共感した部分について明かした。
さらに、『名もなき野良犬の輪舞』(17)に続いてのタッグとなったビョン・ソンヒョン監督については「私はビョン監督の作品スタイルが好きです。だから100%信じて仕事をしてます」という惚れ込みようで「歴史的な話がスタイリッシュな映画になったら、どうなるかを見るのも面白いと思いますし、政治の物語というよりも人間ドラマとして見てもらえたら嬉しいです」と思いを語っている。

一方、イ・ソンギュンはビョン・ソンヒョン監督作に初参加となるが「個人的に『名もなき野良犬の輪舞』がとても好きで監督のことが気になっていました。シナリオも面白かった。そして私の目標だったソル・ギョングさんとの共演、さまざまな理由で出演しました」と出演に至った経緯をコメント。
そしてソル・ギョングとの共演については、「彼は多くの俳優の模範です。そんな方と共演できて光栄でした」と続け、「私の演技を心から受け入れてくれたので、とても感動しましたし、ありがたかったです」と嬉しそうに答えている。
また監督やスタッフがこだわり抜いた美術や照明などが演技をする上で助けになったそうで、「(演じた)チャンデの感情に合わせて照明やアングルで表現してくれた」とし、「素晴らしい俳優たちが様々な役を演じています。現代史を扱いながらもスタイリッシュでユニークな映像と美術、これまでに見たことのない新しいドラマです。期待してください!」と自信を見せた。
名優ソル・ギョングとイ・ソンギュンが光と影の存在を体現し、2人の男たちのドラマが韓国政界の深すぎる闇を暴き出す本作。大統領選挙という緊迫のドラマはもちろん、それぞれが演じるキャラクターの関係性の変化にも注目したい。

また、8月12日(金)より入場者プレゼントとして、シネマート新宿&心斎橋限定で韓国版ビジュアルポストカードが配布されることが決定(数量限定につき無くなり次第終了)。ここだけしか手に入らないファンには嬉しいアイテムとなっている。
『キングメーカー 大統領を作った男』は8月12日(金)よりシネマート新宿ほか全国にて順次公開。