世界が注目する若手実力派シンガーソングライター、グレース・ヴァンダーウォール主演の最新オリジナル長編作品『ハリウッド・スターガール』が、Disney+（ディズニープラス）にて配信中。この度、ハリウッドにやってきた主人公スターガールを好演したグレースのインタビューが、シネマカフェに到着した。
スターガールは母とともにロサンゼルスに引っ越し、新しい生活をスタートさせる本作。ある晩歌声を披露したステージで映画製作を目指すエヴァンとテレルの兄弟と意気投合。さらには伝説の歌手ロクサーヌ・マーテルとの偶然の出会いなどを通して、心を許せる仲間や自分らしく輝ける居場所をようやく見つけ、自分の音楽や可能性を信じて新たな冒険へと足を踏み出していくのだ。
ユマ・サーマンとの共演に大興奮「すごく楽しかった」
「スターガールは、ポジティブで、風変わりで、奇妙な少女。彼女は、新しい人々に会って、彼らの夢を分かち合うのが大好きなのです。そうね。彼女はただ人生を歩んでいるのです（笑）」と、グレースは前作『スターガール』から演じてきたキャラクターについて説明する。
そして続編となった今作について、「みんながスターガールのことが大好きだということがわかった後で、このキャラクターをまた演じられるということで、さらに感謝しましたし、光栄だと思いました。とても緊張したけれど、ゆっくりと彼女への愛が、もっと高まっていったように感じたのです。だから、彼女を演じることが出来てとてもハッピーでした」と言い、「彼女は成長しています。彼女は世界を見て、さまざまなことを経験しています。彼女らしさは変わらない。でも、今作における違いは、彼女が成熟していること」と語る。
スターガールの成長をさらに促し高めるのが、ユマ・サーマンが演じる90年代に1枚のアルバムを出したきりの伝説の歌手ロクサーヌ・マーテルの存在。「彼女はとても地に足がついていて、クール。夢みたいでした。彼女と一緒に仕事をするのは、とても現実離れしていました」とグレース。
特に、スターガールとロクサーンとエヴァン（イライジャ・リチャードソン）とのジャムセッションについては、「（笑）あれはすごく楽しかった。すごく、すごく楽しかった。あのシーンが大好きなだけじゃなくて、私はユマ・サーマンと一緒に歌ったんですよ！ まるで私の人生は今完成した、って感じでした（笑）」と、いまだ興奮冷めやらぬ様子。「撮影の合間も（楽しかった）。すべての楽器が本物だったのです。私たちは一緒に時を過ごして、お互いに楽しみました。素晴らしい時でした（笑）」。
「彼女はいつもビジュアルで自分自身を表現しています」
また、今作ではグレイスのファッションやヘアスタイルにも要注目。“セシルカット”と呼ばれ一世を風靡したジーン・セバーグのような、ベリーショートヘアがとてもよく似合っている。
「スターガールのスタイルは、彼女のキャラクターのとても、とても大きな部分です。彼女はいつもビジュアルで自分自身を表現しています。だからそれが確実に、適切に作られることはいつも重要でした。ヘアについては…彼らは私にウィッグをかぶせるんだと思っていたんです。私はこの映画のことをあまり考えずに髪を短く切ってしまったから（笑）」。しかし、ジュリア・ハート監督に「私はあなたのヘアが好きですよ。そのままにしておきたいです」と言われたという。
では、一番お気に入りの衣装はというと、「私の一番お気に入りの衣装は…多分、そのシーンが今私の心にあるからだと思いますが、ジャムセッションのシーンで、カウボーイ・ブーツを履いているんです。ヘアをすごく小さなおさげ髪にして。あれはとてもキュートだと思いました。あれが大好き。あの衣装を着たらとてもキュートに感じました。あの衣装が大好きです」と答えてくれた。
さらに、日本を訪れたこともあるというグレースに日本について聞いてみると、「“最高の経験だった”」とふり返る。「私は日本が大好きです。文字通り、世界中で私がもっとも好きなところです。本当に夢でした。私は全人生で、文字通り日本に行くことをずっと夢見ていたんです」と言い、「私がやったことで一番好きだったのは、ラーメンを食べたこと。そしてその体験全体が、これまで一度も経験したことがないことでした」と、日本を満喫した様子だ。
『ハリウッド・スターガール』はディズニープラスにて独占配信中。
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