トム・ヒドルストンがタイトルロールを演じたドラマ「ロキ」について、ロキがバイセクシャルであることを劇中でカミングアウトしたことについての思いを語った。
「ガーディアン」紙とのインタビューで、「(ドラマを)やってほしいと頼まれたのは、本当に光栄でした。私たちはみんな、キャラクターの完全な状態を保ちたかった。なにか新しいことをする一方で、人々が愛してくれた部分を失ってはならないと思いました」とドラマの方向性についての考えを明かした。
また、「それと、ロキがバイセクシャルをカミングアウトしたことが、すでにそれを見抜いていた人たちにとって意味のあることであったと願っています」と語った。カミングアウトのシーンは、表現については「小さな一歩であり、まだまだこれからです」としながらも、「私たちにとって確実に重要なものでした」と手ごたえを感じている模様。
ファンは、「私にはすごく意味があった。さりげない表現だったのが、とてもよかった。あからさまなカミングアウトは、すべての人が受け入れられるとは限らないから」「あのシーンは意味があったどころか、私にとってすべてだった。うれしくて大声を上げた。大好きなキャラが、私と同じ(セクシュアリティ)だなんて誇らしい!」などの声をツイッターで上げている。
「ロキ」はシーズン2への更新が決まっており、まもなく撮影が始まるという。
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