『ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結』のマーゴット・ロビーが、ウェス・アンダーソン監督の次回作(タイトル未定)への出演が決まったという。「The Hollywood Reporter」誌が報じた。
本作には、アンダーソン監督作の“常連”のティルダ・スウィントンが主演すると先月報じられたばかり。その際、ティルダ本人が出演を認めており「9月にスペインで撮影する」と話していたが、同誌によれば撮影は今月下旬からスタートする模様。
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キャストは他にティルダと同じくアンダーソン監督作の常連のビル・マーレイ、エイドリアン・ブロディの出演が決まっている。マーゴットとともに今作で新たにトム・ハンクスもアンダーソン・ファミリーに加入する。
マーゴットは2013年の『ウルフ・オブ・ウォールストリート』のナオミ役で注目を集めて以来、『アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル』『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』『スキャンダル』などの話題作に出演し、アカデミー主演女優賞・助演女優賞にノミネートされるまでの女優に上り詰めた。成功していることで抱えている不安も大きいといい、「正直に言って、こういうことを考えて夜眠れなくなることがあります。『ここからすべてが下り坂かも。いまがピークで、これ以上よくなることはないんじゃないか』って思うんです」と率直な思いを「Fox News」のインタビューで語っている。
しかし、今後マーゴットはアンダーソン監督作だけでなく、デヴィッド・O・ラッセル監督作(タイトル未定)、デイミアン・チャゼル監督の『Babylone』(原題)、グレタ・ガーウィグ監督の実写版『バービー』など、多数の出演作を抱えており、「下り坂」とは縁遠い活躍ぶりだ。