本作を手掛けるのは、『妻ふり』をはじめ『神様はバリにいる』などの、シュールなユーモアに溢れたヒット作を排出する奇才・李闘士男監督。TVドラマや映画まで縦横無尽に渡り歩く当代きっての“コメディ”マスターが本作でもその手腕を振るう。
また原作は、Twitterフォロワー数約100万人を誇り、芸人・役者・作家と多才なジャンルで活躍するつぶやきシロー。2016年に発売された自身の著書「私はいったい、何と闘っているのか」が初の映画化となる。
主演を務めるのは、ドラマや映画、舞台と様々な分野でひっぱりダコの個性派俳優・安田顕。李監督とは『妻ふり』以来の再タッグとなるが、本作では仕事や家族のために七転八倒する中年男の日常を切り取った喜劇を体当たりで演じている。
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また、シリアスなものからコメディまで見事に演じ分ける実力派・小池栄子が妻役に。
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若くしてMCから女優まで幅広い活躍を見せるマルチタレントの岡田結実、昨今のバラエティには欠かせない存在となったファーストサマーウイカ、伊集院光や、SWAY(劇団EXILE)、金子大地、菊池日菜子、小山春朋、伊藤ふみお(KEMURI)、白川和子らなど多彩なジャンルの才能が顔を揃え、脇を固める。
さらに、本作初の映像となる特報映像が解禁された。安田さん演じる主人公・伊澤春男が万年主任を務める地域密着型スーパーウメヤで、驚異のそうめん誤発注が明らかに…。春男を呼ぶスーパーの人々の声に応え、春男は「伊澤春男、やるしかない」と真剣な面持ちで出動するも、直後に「間違えてしまいまして、5000袋」と笑う姿が印象的。今後の展開を期待させる特報となっている。
安田さんは「李闘士男監督とは2度目ということもあり、楽しく笑えるハートフルコメディに仕上げてくださると信頼し、現場では『クソ真面目に』滑稽な男を演じさせていただきました」とコメント。「大好きな名優、小池栄子さんとも2度目の夫婦役。本当に恵まれてます。なにより、出演された皆々様がキラキラ輝いているなんて、これ程嬉しいことはありません。それってやっぱり、良い作品ってことです。だから安心してください」と、小池さんらに信頼を寄せて自信を見せる。
また、李監督は「安田顕演じる伊澤春男は、あなたの職場に、家庭に、満員電車の中に、スーパーに、飲み屋に大勢いる。日本に100万人はいるだろう。あなた自身がそうかもしれないし、あなたの夫、同僚、パパがそうかもしれない。その伊澤春男がやらかして、やらかして、やらかした後、どうなると思います」と、気になるコメントを寄せている。

『私はいったい、何と闘っているのか』は12月、全国にて公開。