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「ただちに避難してください」というTVの大統領警告からスタートする本映像。平和な日常が突如、隕石の落下によって一変、世界崩壊まで48時間というタイムリミットが迫っているのだ。
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父親役で出演しているジェラルド・バトラーは「この映画のテーマは非常に感情に訴える緊張感のあるものだと思った。ある家族が地獄を潜り抜けていく物語だ。申し分のない生活が一瞬にして消え、全人類がその影響を受ける。数々の壮観なアクションシーンやスペクタクルに加え、あらゆる倫理的な問題もはらんでいる」と語っており、仲良くしていた近所の人たちとの突然の別れ、パニックになる空港、親切だった人が突然敵意をむき出しにするシーンから、家族を救うために動いてくれる医療従事者、軍人など、善と悪が交差する極限状態の人間ドラマが描かれている。
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また「そういうテーマを含むからこそ、作品に説得力が生まれ、真実味が増す。残りの壮観なシーンがより力強く感じられる」とよりリアルに感じられるわけを説明し、「現在の世の中を振り返るきっかけにもなる」とも語っている。世界崩壊のタイムリミットが迫る中、徐々に広がっていく恐怖と無秩序、人間の善悪が映し出され、観る者の感情を揺さぶる映像だ。
『グリーンランド―地球最後の2日間―』は6月4日(金)よりTOHOシネマズ日比谷ほか全国にて公開。