マーベル・シネマティック・ユニバース(MCU)フェーズ4の幕開けを飾る本作は、『アベンジャーズ』のスカーレット・ウィッチことワンダ・マキシモフとヴィジョンの“その後”を描いたドラマ。
先日、初回で1話と2話が同時配信となった本作。マーベル・スタジオがシットコムに初挑戦した今作だが、物語が進むにつれてその裏に不可解な謎が見え隠れし始め、単なるシットコムだけでは終わらない、見る者の予想を見事に裏切る内容に。
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物語は、ワンダとヴィジョンが長い恋愛の末、晴れて結婚し、郊外の街へ引っ越してくるところから始まる。ヴィジョン役のポール・ベタニーは「本質的に、ワンダはヴィジョンの世界全体だと思う。それは『ワンダヴィジョン』を観ても明らかだ」と言い、ワンダ役のエリザベス・オルセンは「ワンダにとってヴィジョンは、彼女の人生で唯一、家族以外で家族のように感じる繋がりを持つことが出来た人になった」と語る通り、似た境遇を持つ2人だけにしか分かり合えない部分で通じ合っており、そんな幸せな夫婦生活はずっと続く…と思っていた。
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しかし、2人はなぜこの街に引っ越してきたのか答えられず、結婚指輪もなく、記念日も分からない。ラジオからワンダに投げかけられた謎のメッセージや、突然庭に落ちてきたヘリコプターなど、不可解な出来事が連続して起こってしまう。
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マット・シャックマン監督は「2人は新しくできた友人やご近所さんに自分たちのパワーを知られないようにしようと気遣っていて、自分たちの結婚の情報についてしつこく尋ねられ、困り果てる。どうやら全ては見た目通りではなさそうだと2人が気づき始めるのはその時のことなんです」と語っており、ひとつひとつの不可解なシーンが、この先を知る重要な“鍵”となってくる。
そして今週、もうすぐ配信が始まる第3話では、幸せな生活に亀裂が入りはじめた2人のその後を描く。
ディズニープラス オリジナルドラマシリーズ「ワンダヴィジョン」はDisney+にて独占配信中。