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おとぎの世界マザーランドに住みながら日々魔法の習得に励む見習い妖精のエレノア。ある日、世の中がおとぎ話を信じなくなったために、マザーランドが閉鎖の危機に晒されていると知る。人々の願い事を叶えてフェアリー・ゴッドマザーの必要性を証明すれば、マザーランドを救えると考えた彼女は、10歳の少女マッケンジーの手紙に書かれた願いを叶えようと現代のボストンへ旅に出るが…。
エレノアが見つけた少女はすっかり成長し、大人になっていた! 数年前に夫に先立たれ、歌手を夢見る娘は自信を失い、希望を失っていたシングルマザーのマッケンジーに対し、エレノアは「王子様と幸せに暮らす」最高の“ハッピーエンド”を贈ろうとする――。
ロマンティック・コメディの名作「ブリジット・ジョーンズの日記」シリーズのシャロン・マグアイアが監督を務め、脚本には『ダメ男に復讐する方法』のメリッサ・スタック。
さらに、陽気で優しい、おっちょこちょいな妖精フェアリー・ゴッドマザーには、『ブリタニー・ランズ・ア・マラソン』『ラフ・ナイト 史上最悪!?の独身さよならパーティー』ほか『ビルとテッドの時空旅行 音楽で世界を救え!』にも参加するジリアン・ベルが大抜擢。忙しい毎日の中で希望を見失ってしまったマッケンジー役には、『お買いもの中毒な私!』『グランド・イリュージョン』のアイラ・フィッシャー。
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アイラは「この映画にはコメディやギャグ、ドタバタなジョークがたくさんあります。そんな中で私が演じたマッケンジーは真面目な存在。このキャラクターが内面に抱えていた穴を埋めて、幸せを見つけていく様子を表現することができたのです。私はそういう役をこれまであまり演じてきていなかったので、今回は本当に素敵な機会でした」とふり返る。
「ジリアンがおかしなことをやるシーンで、笑いを抑えるのは大変でしたけど(笑)。この映画で、ハッピーエンドにお城や王子様やドレスは必ずしも必要ないのだということを小さな女の子たちに伝えたい」と本作のメッセージを伝えた。
また、ジリアンは「誰だってディズニーのプリンセスに憧れて育つんじゃない? それが私たちの目標なんです」と言う。「私はいつもマジカルな作品に出たいと思っていて、この役をもらえたことに、今もまだ感激しています。しかもこんなに素晴らしい人たちと共演できたので」。
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さらに、フェアリー・ゴッドマザーの衣装について「あのドレスは多くの人の協力でデザインされています。パジャマを着る1シーン以外、ずっとコルセットとドレスのあの衣装なのです。衣装デザイナーは、寒いところでの撮影だから少しでも暖かいようにとすごく気を使ってくれたんですが、気温がマイナスを超える寒さの中で撮影したときは本当に寒くて、ずっと震えていました(笑)。それ以外は、あの衣装が大好きでした」と明かし、「私はいつも衣装をひとつ持ち帰らせてもらうようにしているんですが、今回のは凄すぎてちょっと(スタッフに)聞けませんでした(笑)」とお茶目に語っている。
『フェアリー・ゴッドマザー』は12月11日(金)よりディズニープラスにて独占配信。