昨年実写映画化された『マスカレード・ホテル』の続編となる本作。東野圭吾作品の中でも屈指の人気を誇る「マスカレード」シリーズの第1作目となる「マスカレード・ホテル」を映画化した前作は、46.4億円の大ヒットを記録した。
今作は、累計発行部数445万部を突破したシリーズの第3作目が原作。「マスカレード・ホテル」のホテル・コルテシア東京で新田浩介と山岸尚美がホテルの利用者を相手に再び難事件に挑む人気作だ。

前作に引き続き、主演の木村さんがホテルマンとして潜入捜査をする警視庁捜査一課のエリート刑事・新田浩介を、ホテル・コルテシア東京の優秀なホテルマンでコンシェルジュとなった山岸尚美を長澤さんが演じ、異色のタッグがカムバック。
舞台は、大晦日のホテル・コルテシア東京。警視庁に「とある殺人事件の犯人がホテル・コルテシア東京の仮装で行うカウントダウンパーティー“マスカレード・ナイト”の会場に現れる」との密告状が届き、再び新田がホテルマンに扮し潜入捜査をすることに――というストーリーだ。
主演の木村さんは「同じ舞台といえども、また違う内容で新たに作品を構築していく楽しみがありますし、同時にプレッシャーでもあります」と製作決定への心境を明かし、「共演の長澤さんはすごく魅力的な方ですし、またご一緒できることが嬉しいです。今回も彼女らしい解釈で山岸としてそこに存在してくれると思うので、セッションが楽しみです。チーム・マスカレードの再会に感謝しつつも、コロナ禍での撮影なので現場で気を付けなければいけないこともたくさんありますし、気を引き締めて臨みたいです」と撮影に意気込み。
また長澤さんも「続編決定を聞いた時、身が引き締まる思いになりました。前作を観て頂いたお客様に対して期待を裏切らないようにという責任感を感じております。しっかりホテルマンとしての仕事を努め、落ち着いて、丁寧に演じられたらなと思っております」とコメントし、「木村さんは、集中して作品と向き合える空気感を作ってくださるので、今から撮影が楽しみです」と期待も寄せた。
前作同様、鈴木雅之監督がメガホンを取り、脚本は岡田道尚が担当する。
『マスカレード・ナイト』は2021年9月17日(金)より全国東宝系にて公開。