米国アカデミー賞公認日本発・アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート フィルムフェスティバル & アジア(SSFF & ASIA)」が運営する短編小説公募プロジェクト「ブックショート」は、<1.大切な「ある日」 2.新しい生活 3.マイホーム>をテーマに、7,000字以内の短編小説を募集する「ARUHIアワード」を開催。
564作品の中から選ばれた「ARUHIアワード」大賞受賞作品をショートフィルム化したのが『おたんじょうびおめでとう』だ。要さんが父親役を、奥菜恵が母親役を演じる家族の物語となっており、次女の絵に書かれた『おたんじょうび おめでとう』の文字をきっかけに、平和な休日がバタバタと動き出していく。
本作は、9月16日(水)より開催の「SSFF & ASIA 2020」での完成発表後、ARUHIコーポレートサイトおよびARUHIマガジン内で公開。
要さんは「この作品は希薄になりつつある現代家族の姿を捉えながらも、見終わった後にはきっと皆さんの心が穏やかになる作品だと思います」と作品について説明し、「撮影現場も終始穏やかに進み、天候にも恵まれて、申し分なく進んでいます。短い尺の中にも沢山のメッセージが詰まっています。ぜひ、楽しみにしていてください」とメッセージ。
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奥菜さんは「なんでもない日常の中にある当たり前が、時に眩しいくらいに煌めき、心に温もりを与えてくれる瞬間がある。短い物語の中に凝縮された日常の風景。そこにある家族の幸せ。そんな空気を感じながら撮影に参加させていただいています」とコメントしている。
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さらに、おとぎ話や昔話、民話、小説などをもとに創作した短編小説を公募し、大賞作品をショートフィルム化しているブックショートプロジェクトの、2019年度「ブックショートアワード」受賞作品による『シャフリヤールの昼と夜』が完成。本編は、「SSFF & ASIA 2020」にてプレミア公開される。
また、2020年第6回「ブックショートアワード」大賞作品も発表。受賞したのは、応募総数902点の中から選ばれた短編小説、「みにくいあひるの子」を原作に二次創作した、森な子による「どこにもいかずここにいる」。なお、続く第7回「ブックショートアワード」の募集は、本日よりスタートした。