『ジョン・ウィック』シリーズの監督チャド・スタエルスキと脚本家デレク・コルスタッドが、新たな作品で再びタッグを組む。ニュー・ライン・シネマが製作する韓国映画『アジョシ』のリメイク映画で、スタエルスキはプロデューサー、コルスタッドは脚本を担当することになったという。「Deadline」が報じた。スタエルスキは、監督業は行わず、自身の制作会社「87Eleven Entertainment」を通じてプロデュースのみを行う。コルスタッドは脚本を書き上げており、重役たちからすでに高い評価を得ているようだ。オリジナル版『アジョシ』は2010年に韓国で製作・公開された作品。同年の韓国で興行収入が第1位という大ヒットを記録した。監督・脚本をイ・ジョンボム、主演はウォンビンが務めた。ウォンビンは同作で韓国のアカデミー賞と称される「大鐘賞」の主演男優賞&人気男優賞を受賞している。ウォンビンが演じたのは、元特殊部隊要員で現在は質屋を営む孤独な男テシク。客以外に交流があるのは「アジョシ」(おじさん)と慕う隣人の少女ソミだけだった。ある日、ソミの母親が麻薬事件に関与し、犯罪組織に親子で拉致されてしまう。ソミを救うために、テシクは立ち上がるのだが…というストーリー。